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【溝の口】駅からバスでおよそ10分、「森林公園」が川崎にある!

  • 2026.5.20

気温も湿度もちょうどいい、年間通じていちばん過ごしやすい時期になった。大型連休にはどこにも出かけられなかったけど、混雑するところはイヤ、でも手近なところで気分リフレッシュできたらいいのに!と思うならここはオススメです。

休日の午後、ふらっと行って森林浴して来ました、というリポートです。

写真上)太陽いっぱいの原っぱもある

ホントにここ、森林の公園なんです!

「登山には久しく行っていない。体力に自信ないし腰を傷めたりしているからハイキングなんて…」と思っていたが、渋谷から30分とちょっとの距離にそれはあった!

田園都市線の溝の口駅で降りてバスに乗るだけ。この日はバス乗車が実測8分で、少し歩くとその「森林公園」の表示が見えた。ここは川崎市宮前区、この奥に深い森があるとはまだ信じられない。

交通量の激しい道路を渡り、住宅などに囲まれた管理事務所らしき建物を経て園内の道を歩いていくと、だんだんとホントに深い森になった。神奈川県でいえば、宮ヶ瀬とか大山に来たのかというくらいに緑が濃い。車の音は聴こえない。代わりにせせらぎの音が聞こえる。

田園都市線沿いにあるとはオドロキの森
写真上)渓流もある 写真下)フタリシズカという花だそうだ
出典:リビング田園都市Web

園内はよく整備されており、ベンチもところどころにある。腰を掛け、ペットボトルに入れてきたお茶を飲みながら周りを見回した。その日は休日で、小さな子どもを伴った親子と思われる人たちや、犬を連れた初老の方々が行き交っていた。

ユリの苗が植えられている斜面や、カルガモの泳ぐ池もある。ゲートから入ったあたりのエリアは、都市公園の快適性に「森林公園」のテイストが加わった、心地よく過ごせる休息の場という感じがする。

高原にあるような風景も…

多くの家族連れなどで賑やかなエリアからさらに歩いていくと、風景はさらに深い森になり、「湿地」のエリアに入った。ラジオが夏日を伝える日だったが、森を抜けてくる風が爽やかで嬉しい。

そこにはテレビのニュース映像でしか見たことのないような木道が整備されていた。箱根や尾瀬まで行かなくとも都市で暮らすままの靴で湿地帯の散策ができる、オドロキの森である。

湿地エリアには木道が整備してある
シラン
出典:リビング田園都市Web

沢が流れる木道沿いには湿地帯の花が咲いている。この日は赤紫色のシランなどが咲いていたが、季節ごとに楽しい風景なのだろう。すれ違った人に尋ねると、園内では3月ぐらいから色々な花が楽しめるということだった。

ザリガニ釣りが楽しい

木道沿いに池があって、そこで釣りをしている人を何度も見かけた。公園で釣りはたいてい禁止されているものと思っていたが、ここでは皆さん、アメリカザリガニを釣りに来るのだそうだ。

池の周りで糸を垂らす親子にカメラ片手にインタビューした。

この日は「ようやく自分でザリガニ釣りしたい、って言うので来ました。(この子にとって)初めてのザリガニ釣りなんです」とお母さん。

お父さん手作りの竿で挑戦中のところをパチリ。

釣り上げたら池に返してはいけないルール
お父さん手作りの道具で初めて挑戦!
毎週通ってきて「おかげで視力が回復しました!」

おや、この人は本格的な釣り人の雰囲気だな。尋ねてみたら毎週ここに来ていると言う。

「ずっと立ちっぱなしなんですけど、楽しいんですよ」。

自転車で通えるところにお住まいだそうだ。どこの池で釣れるか、どこに糸を垂らすと良いかまでバッチリ把握されていらっしゃる。

いいなあ、近くでこういう楽しみがあるの。週に2日来ることもあるという。

「おかげで視力が回復しました!」と笑う。

手元のバケツの中では”戦利品”が赤黒く光っている。ここでは釣り上げたザリガニは池に返してはいけないルールになっている。飼うなら持ち帰っても良いし、持ち帰らない場合は公園ゲートそばの建物に置かれたバケツ「ザリガニポスト」に入れる。「条件付特定外来生物」なので飼えなくなっても野外に放してはいけない。

溝の口駅からバスで10分くらい

家からも駅からも近いところだから2時間ぐらい下見をしてから改めて来るつもりだったが、午前中に着いたのに気づくと午後3時を回っていた。ちょとしたハイキングになった。敷地の半分も回っていないはずなので季節を改めてまた訪れようと思う。

この公園へのいちばん簡単なアクセス方法は、溝の口駅から川崎市営のバスに乗るルートで、料金は片道220円。降りたバス停の写真でわかるように、たくさんのバスがここを通る。

写真上)最寄りのバス停 写真下)どんどんバスが来る
出典:リビング田園都市Web
来園者への情報提供拠点「パークセンター」入口

公園管理者が作った案内リーフレットによると、「モデルコース」を歩くと距離は2.3キロあるらしい。この日は寄らなかったが、大きな芝生の広場や樹齢200年もあろうかというシラカシの林もある。一帯は文化財と天然記念物として保護されている。この公園内で見られる生き物などの情報は「パークセンター」で知ることができる。

園内には適宜水飲み場があり、ゲート付近にトイレと飲み物の自販機があるが、広い場所なので飲み物は持参することを推奨します。入場料は要らないし、入退場は自由だが、好みの飲み物が欲しくなってもすぐに外の店にたどり着ける距離ではない。

園内の案内マップによると車椅子で回るルートも整備されている。駐車場もあるが利用に規定があるので公式サイトを参照していただきたい。

帰りがけにすぐに食事をしたい場合はバス停のそばにカジュアルなイタリアンレストランがある。

このレポートは2026年5月上旬に現地取材しました。 (取材と執筆 : 旅人カメラ)

カメラ:ソニー α7Ⅱ

レンズ:Hexanon 28mm F3.5

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