アリアナ・グランデ、コンサートツアーの休止を示唆

アリアナ・グランデが、2026年に開催する「エターナル・サンシャイン・ツアー」を最後にコンサートツアーを休止することを示唆した。11月18日（現地時間）配信のポッドキャスト『Good Hang with Amy Poehler』に出演したアリアナは、「断定的なことを言いたくないけれど、この小さなツアーを開催することにすごく興奮しているのは確かです。こうしたツアーをまたするのは、ずっとずっと先になるかもしれません」とコメント。「素晴らしいものになると思うし、すごく感謝しています。『最後の晴れ舞台』みたいな感じ。今のところはね」と語った。

昨年3月に自身7枚目のスタジオアルバム『eternal sunshine』を発売したアリアナは、2019年の「スウィートナー・ワールド・ツアー」以来、6年ぶりとなるツアーの開催を発表。同アルバムを引っ提げて北米とイギリスを回る同ツアーは、2026年6月からスタートする予定だ。その一方で、映画『ウィキッド ふたりの魔女』でアカデミー賞に初ノミネートされ、続編『ウィキッド 永遠の約束』や『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズ最新作『Focker In-Law（原題）』の公開を控えるなど、俳優活動が軌道に乗っている。

ホストのエイミー・ポーラーが今後のキャリアについて聞くと、彼女は音楽以外の分野に活動の幅を広げたことで「自分自身と自分の芸術の繋がりがずっと深くなった」と話す。「長い間ポップミュージックだけをしていたけれど、小さい頃からミュージカルやコメディが大好きだった。だから、今の自分にピッタリだと感じることを追求することが、私の魂にとっても、芸術にとってもベストだし、私が全身全霊を捧げるものとしてもベストだと思う」

そして、こう続けた。「たとえありふれたものでも、何か違うものが必要。今撮影している作品も、脚本が楽しくて気に入った。キャストも大好きだし、ワクワクしています。そして来年は小規模のツアーをします。私にとって心から良いと思えたからです」

Text: Tae Terai