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医師「胃がんの初期症状かも」 ただの『ゲップ』と放置しないで…チェックしたい3つのポイントとは

  • 2025.11.27
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

食事のあとや緊張したとき、つい出てしまう「ゲップ」。多くの人にとっては普通の生理現象で、特に気にしないことがほとんどですよね。しかし、“ただのゲップ”が胃の不調のサインとなる場合も。中でも気をつけたいのが、胃がんの初期症状として現れることがあるという点。

今回は医師の視点から、チェックしておきたい3つのポイントを紹介します。

見逃さないで!ゲップに潜む3つの気になるポイント

胃に違和感を感じていても、「ゲップくらいで…」と放置しがちです。でも、これが胃がんの初期症状である可能性を示すことがあります。以下の3つのポイントは特に注意を向けてみてください。

  • 頻度の変化:普段よりゲップの回数が明らかに増えた、または急に多くなったと感じる場合は要注意です。これは胃の働きが乱れている兆候かもしれません。

  • 味や臭いの異常:ゲップがいつもと違い酸っぱい、苦い、または異臭がするような場合、胃や食道の内部で炎症や異変が起きている可能性が示唆されます。

  • その他の不調が伴う:ゲップだけでなく、胃もたれ、胸やけ、食欲不振、体重減少といった症状がある場合は、胃や食道にトラブルがあるかもしれません。特に持続する症状は消化器内科や胃腸内科での相談を検討してみましょう。

これらのポイントは単独でも気になるサインですが、複数が同時にあるときはより注意が必要です。胃は消化や吸収に重要な役割を持つ臓器だけに、小さな変化を見逃さずにいることが大切です。

その他にも気をつけたい胃がんの初期症状とは?

胃がんの初期は、症状があいまいで普段の胃の不調と区別がつきにくいことが多いとされています。よく知られているのは胃の痛みですが、他にも見逃しがちな症状がいくつかあります。前述のゲップ以外に、代表的なものには以下のようなものがあります。

  • 胃のむかつきや食欲不振
  • 胃もたれや胸やけの頻繁な繰り返し
  • お腹の張り感や膨満感
  • 吐き気が続く
  • 体重が原因がわからず減ることがある
  • 血の混じった便や黒っぽい便

これらの症状は日常的に経験する消化器系のトラブルと似ているため、単なる胃の疲れやストレスによるものと見過ごされがちです。特に胃のむかつきや胃もたれは、加齢や食べすぎのせいと考える人も多いでしょう。

しかし胃がんや治療が必要な病気の可能性も少なからずあり、症状が長く続いたり、徐々に悪化するときは、医師や専門医(消化器内科、胃腸内科)に相談してみましょう。

日常のちょっとした変化に気づくことが大切

日ごろ何気なくしているゲップ。その回数や質が変わっていることが、胃の重要なサインである可能性があることをご紹介しました。全ての不調が胃がんが原因となっているわけではありませんが、胃の不調は生活の質に影響を与えやすいもの。今回のポイントを参考にしていただき、体の声を大切にしながら過ごすことが、病気の早期発見、健康への近道となるかもしれません。

自分の体の変化を見逃さず、気になる症状には適した対応を心がけていきましょう。


池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

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東京女子医科大学消化器内科に入局後、複数の医療機関で胃・大腸内視鏡を中心とした臨床経験を積み、同大学病院助教を経て2023年に現クリニックを開院。胃がん・大腸がんの早期発見と内視鏡検査の普及をミッションに掲げ、健康診断や生活習慣病の治療をはじめ、一般内科および消化器疾患の診療、内視鏡検査と幅広く取り組んでいる。また、クリニックのYouTube(https://www.youtube.com/@HKa-wb4jw)を通じて医療知識や内視鏡検査の重要性をわかりやすく発信し、医療情報の普及活動にも尽力中。

都内トップクラスの内視鏡設備を完備し、土日診療対応、胃・大腸カメラ同日検査、専門医による鎮静下内視鏡、女性医師による検査体制など、患者さんの苦痛を抑えたきめ細かな検査環境を提供。今後も一人でも多くの患者様が安心して内視鏡検査を受けられるよう、質の高い医療サービスを追求し続ける。

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院:https://www.ikebukuro-cl.com