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医師「極力やめてください」→ 実は『白髪』を進行させる原因に…注意すべき“4つのNG生活習慣”とは?

  • 2026.3.10
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「最近、白髪が目立ってきたな……」と感じているなら、それは薄毛進行のサインかもしれません。 実は、白髪と薄毛には多くの共通原因があり、日々の生活習慣によっては両方が同時に悪化するリスクがあるのです。

髪の「色」を作るメラノサイトと、髪の「体」を作る毛母細胞。この2つはどちらも毛根の中にあり、密接に連携しています。そのため、片方がダメージを受ける環境では、もう片方も正常に働けなくなり、結果として「白髪・抜け毛・細毛」が連鎖して起こりやすくなります。

医学的観点から、これらを引き起こす「NG習慣」とその対策を解説します。

白髪と薄毛は「別問題」ではなく“同じ土壌”で起きている

髪の毛には、色をつけるメラノサイト(色素細胞)と、髪を作り出す毛母細胞という2つの重要な細胞が存在しています。
どちらも毛根内の毛包という組織で活動しており、栄養・血流・ホルモンバランス・ストレスなどの影響を強く受けるという共通点があります

そのため、生活習慣が乱れたり体調不良が続くと、メラノサイトの働きが低下して白髪が増え、同時に毛母細胞もダメージを受けて髪が細くなったり抜けやすくなるのです。

特に以下のような状況は、白髪と薄毛の「共通リスク要因」とされています:

  • 血流の悪化(冷え性・運動不足)
  • 睡眠不足・夜更かしによるホルモンバランスの乱れ
  • タンパク質や亜鉛不足による栄養不良
  • 強いストレスによる自律神経の乱れ

髪の健康を維持するには、単に「白髪用ケア」「育毛ケア」と分けるのではなく、毛根の環境そのものを整える“根本ケア”が必要不可欠です。

実はやっているかも?“白髪&薄毛”を招くNG生活習慣4選

以下に紹介する生活習慣は、知らないうちに毛根環境を悪化させ、白髪・薄毛の両方を進行させるリスクがあるとされています。
思い当たるものがあれば、早めに見直すことが大切です。

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

■ ① 夜更かし・深夜のスマホ使用

睡眠中、とくに22時〜2時の間は「成長ホルモン」が分泌され、毛母細胞やメラノサイトの修復・再生が行われる重要な時間帯です。
この時間帯に寝ていない、またはスマホの光刺激を受け続けると、ホルモンの分泌が乱れて髪の再生力が低下します。

■ ② 高脂質・高糖質の食生活

油っこい食事やスナック菓子、甘いものばかり摂ると、皮脂分泌が過剰になり、頭皮の炎症や毛穴の詰まりを引き起こす原因になるため、極力やめてください。
また、栄養バランスが偏ることで、毛根に必要なタンパク質・亜鉛・ビタミンが不足し、髪の生成が滞ります。

■ ③ 運動不足・血流の低下

運動をしないと全身の血行が悪化し、毛根への酸素と栄養の供給が滞ります。
これはメラノサイトと毛母細胞の両方にとって深刻な影響を与え、白髪の発生と抜け毛の進行を同時に招きやすくなります。

■ ④ ストレスの放置

ストレスを感じ続けると交感神経が優位になり、頭皮の血管が収縮して血行不良を引き起こします。
また、ストレスホルモンのコルチゾールが増えることで、細胞の酸化が進み、毛根の老化を加速させることも指摘されています。

白髪も薄毛も「毛根環境の乱れ」が共通原因。生活の質を見直そう

白髪と薄毛は、まったく別の悩みのように思えますが、どちらも「毛根の機能低下」が根本的な原因です。
そしてその機能低下は、多くの場合、「生活習慣の乱れ」から始まります。

“白髪が増えてきた”と気づいたとき、それは「髪の健康を守る生活に切り替えるサイン」と受け止めてみてください。

以下は、今日から始められる見直しのポイントです。

  • 毎日6〜7時間の睡眠を確保し、できるだけ23時前に就寝
  • 食事にタンパク質・亜鉛・鉄・ビタミンB群をしっかり取り入れる
  • 1日20分のウォーキングやストレッチで血行促進
  • ストレスを感じたら、深呼吸・入浴・趣味の時間でこまめにリセット

髪の変化は、体からの「内側のSOS」です。白髪ケアも育毛も、土台となるのは全身の健康管理。毎日の小さな積み重ねが、数年後のあなたの髪を美しく保ちます。


監修:林 瑠加
慶應義塾大学形成外科学教室に約10年間在籍し、一般形成外科、小児、再建分野を幅広く担当。慶應義塾大学大学院医学研究科では毛髪再生の研究に取り組み、医学博士を取得。2015年からは4年半、カンボジアに居住し現地での臨床にも従事した。帰国後は形成外科に加え皮膚科、美容皮膚科の経験を積み、2024年11月に品川区西五反田に「LIKKAスキンクリニック」を開業。患者様の身近なお悩みに対応すべく、保険・自由診療双方からのアプローチで診療を行っている。形成外科専門医、抗加齢医学会専門医、臨床毛髪学会評議員。