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運動後に「お腹が痛くなる」のはなぜ?→専門医が教える理由と運動後の『胃腸ケア10か条』とは?

  • 2025.11.20
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

スポーツの秋は、運動を始める人も多い季節です。しかし、「運動したあとに急にお腹が痛くなる」「下痢や便秘を繰り返す」という声も少なくありません。池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニックの柏木先生は、「激しい運動は腸に負担をかけることがあり、消化不良や下痢が起こるケースもあります」と指摘します。

今回は動画の内容をもとに、運動後に気をつけたい胃腸ケア10項目を分かりやすく解説します。

運動でお腹が痛くなるのは本当?

運動をしていると、急にお腹が痛くなってつらい思いをした経験はありませんか?特に初心者の方や久しぶりの運動では、腹痛の原因がわからず不安になることも多いですよね。

実は、激しい運動をすると血流が筋肉に集中し、消化機能が一時的に低下するのだそう。その結果、便秘・下痢・消化不良・胃のムカつきなどが起こることがあるそうです。

柏木先生によると、筋トレや長距離ランニングのあとに胃腸が乱れる人は珍しくないと言います。そういう場合は“運動後のケア”がとても大切とのこと。次の章で具体的にどんなケアをするべきなのか、見てみましょう。

専門医が推奨する『運動後の胃腸ケア10か条』

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出典:池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック

 

下記の10項目は運動後に胃腸のトラブルを和らげる方法です。

  1. 飲み物は冷たすぎないものを選ぶ(常温水・麦茶・スポドリなど)
  2. 食事は消化の良いものからスタート(味噌汁・スープ・お粥など)
  3. 発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルト)で腸内環境を補う
  4. 軽いストレッチで副交感神経をオンにする
  5. 水溶性食物繊維(大根・オクラ・果物)で便を出やすくする工夫を
  6. 運動直後のお酒・カフェインは摂りすぎ注意
  7. 運動直後の脂っこい食事は避ける
  8. 運動後30分以内に“リカバリーフード”(バナナ+牛乳、豆乳+プロテイン)を食べる
  9. 腹筋など強い腹圧のあとは胃酸逆流に注意
  10. 寝る前に必ず“胃腸を休ませる時間”をつくる(ハーブティー・深呼吸など)

柏木先生によると、「正解は1つではなく、体質や運動習慣によって最適解は変わるので、無理のない範囲で調整してほしい」とのこと。

また、痛みが頻繁に起きる場合や強い不快感があるときは、自己判断で済ませるのではなく、医師や専門家に相談することも大切です。運動を楽しく続けるためにも、体の声に耳を傾けながら取り組むことが大切です。

運動後の胃腸ケアで気をつけたいポイント

運動でお腹が痛くなる経験は、多くの人にとって身近なものですが、その背景には体のさまざまな仕組みが関わっていることがわかりました。そんなときこそ、食事・水分・ストレッチなどの“ちょっとした工夫”が胃腸を守るカギになります。

「気をつけても症状が続く場合は、運動以外の病気が潜んでいる可能性もあるため、早めに相談を」と柏木先生。無理をせず、自分のペースで胃腸をいたわりながら、スポーツの秋を楽しみましょう。

動画:『池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック
協力:『スポーツの秋:運動後の胃腸ケア10のヒント!


池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

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東京女子医科大学消化器内科に入局後、複数の医療機関で胃・大腸内視鏡を中心とした臨床経験を積み、同大学病院助教を経て2023年に現クリニックを開院。胃がん・大腸がんの早期発見と内視鏡検査の普及をミッションに掲げ、健康診断や生活習慣病の治療をはじめ、一般内科および消化器疾患の診療、内視鏡検査と幅広く取り組んでいる。また、クリニックのYouTube(https://www.youtube.com/@HKa-wb4jw)を通じて医療知識や内視鏡検査の重要性をわかりやすく発信し、医療情報の普及活動にも尽力中。

都内トップクラスの内視鏡設備を完備し、土日診療対応、胃・大腸カメラ同日検査、専門医による鎮静下内視鏡、女性医師による検査体制など、患者さんの苦痛を抑えたきめ細かな検査環境を提供。今後も一人でも多くの患者様が安心して内視鏡検査を受けられるよう、質の高い医療サービスを追求し続ける。

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院:https://www.ikebukuro-cl.com

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。