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日々の一滴が、体をととのえる。ミネラルや酵母が生きた“調味料”にスイッチを!

  • 2025.10.14

「40代の美容は内側から」をテーマに、GLOW世代の美容・体・心に向き合うインナーケアについてトータルビューティアドバイザーの水井真理子さんがナビゲート。今回は毎日使う調味料に注目、栄養素の高い製品を選ぶことで手軽にインナーケアができます。


水井真理子さんのインナーケア道!

トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん

エステやアロマ、東洋医学をもとに、食や運動、心の在り方まで、幅広い分野にわたる美容情報を発信中。

サプリにも劣らぬ体をととのえる調味料

普段の食事に欠かすことない調味料。水井さんは、「ただ味を決めるだけに留まらず、その栄養素に注目した立派なインナーケア」とアドバイス。そこで今回は、砂糖、塩、酢といった和食の基本「さ・し・す・せ・そ」の調味料を教えてもらいました。

☑栄養素に注目した和食の基本調味料

毎日使う調味料も栄養素の高いものにすれば、食事の質がぐんと高まるはず。しかも、おいしいから続けやすい!

1.お酢は、この“にごり”が体にいい!
「個人的に注目している「酢酸菌」が含まれている“にごり酢”。ろ過前のお酢は、血糖値の上昇を抑えたり、免疫を整えたり、ダイエットにいいなど、様々な働きがあるといわれています」(水井さん)米酢と表示できる量の約8倍の米が原料に使われることで、まろやかな口当たりに。水やソーダで割って飲むのがおすすめ。にごり酢 富士酢プレミアム 360mL 1728円(富士酢)

2.長い年月をかけて凝縮した天然ミネラルの力
「太陽と風で水分が蒸散してできる天然塩は、ミネラルをはじめとした栄養素がギュッと凝縮しているのが特徴。塩なのに甘味もあり、旨味も強いから何を合わせてもまろやかな味わいに」(水井さん)。約500万年前の海水が結晶した奇跡の塩湖と、カルシウム、鉄分を含む赤道直下のクリスマス島の塩を黄金比率でブレンド。アムリターラソルト 750g 1296円(アムリターラ)

3.これまでの概念を覆す新しいスタイルのフルーティな味噌
「お味噌なのにフレッシュでフルーティ!ちょっと新感覚です。そのままいただいてもしょっぱくないし、味噌汁にするなら具材をシンプルにして甘みと旨味をいかすのがおいしいです」(水井さん)熟練の蔵人が試行錯誤を重ね、一般の2倍以上の工程を要する独自の製法によりフルーティで豊かな味わいに。CRAFT MISO 生糀 400g 432円〈編集部調べ〉(ひかり味噌)

4.砂糖ネガティブさが取り払われた低GI甘味料
「料理用としてはやや高価ではありますが、一般的な砂糖に比べて、カリウムや銅などのミネラルが豊富。しかもGI値が低いので、ダイエット中や手作り菓子の甘味料として使うのがよさそう」(水井さん)有機栽培で育ったココナッツの花蜜を中火でじっくり煮詰めて乾燥させた昔ながらの砂糖。200g、1kgサイズも。有機ココナッツシュガー 115g 810円(ブラウンシュガー1st)

5.料理の主役にもなる、まろやかなコクと旨味。まさに自分のための1本
「木桶で醸造するお醤油は、そこにいる菌や酵母が含まれることで独自の味わいに。少量でも芳醇な香りと味が広がり、素材の味を最大限にいかせます。小瓶サイズがあるのもうれしい!」(水井さん)。1~2年熟成させた生醤油を桶に戻し、もう2~年仕込む「二度仕込み」製法により、深いコクと香り、まろやかな風味に。鶴醤(つるびしお)500mL 1944円(ヤマロク醤油)

鉄分補給はお鍋でできる!

「鉄器で調理をすると鉄分が溶け出し、食事で鉄分が補給できるメリットが。でも、安定して使えるようになるまで面倒なのも事実。でも、これなら小さくて扱いやすい上、すぐ使えるよう焼き入れも油ならしもされています」(水井さん)フェムテックの一環として、現代女性の鉄分不足に着目して生まれた鉄器。毎日負担なく鉄分が摂れるよう味噌汁用に特化した鍋に。お手入れも簡単。今日を元気にするお味噌汁パン 6600円(藤田金属)


撮影=小川久志 取材・文=藤井優美〈dis-moi〉 ※GLOW2025年10月号より

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