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何科にかかればいい? 「めまい」の原因と適切な対処法を医師が解説

  • 2025.9.25

めまい

働く女性が気になる症状や疾患について解説。今回は、婦人科領域における「めまい」についてひもときます。

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは…沢岻美奈子先生

沢岻美奈子女性医療クリニック理事長、産婦人科医。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代を、“女性医療コーチング”という新スタイルで全人的にサポート。インスタグラム(takumina _clinic)などで精力的に情報発信を行う

Q.婦人科領域のめまいとは?

めまいは耳鼻科や脳の病気を連想しがちですが、女性ではホルモンバランスや月経周期、更年期も要因になります。耳鼻科などで問題ないと言われて、婦人科を受診する方も少なくありません。特に「生理前に調子が悪い」「天気の悪い日に起きる」など一定のパターンがある場合、婦人科的背景が考えられます。低血糖や睡眠不足など生活習慣に関連する場合もあるため、まずは「どのタイミングでめまいが起きているか」を振り返ることが、正しい原因の絞り込みにつながります。

Q.体質や月経周期は関係する?

女性はめまいに限らず、生理前に不調を感じやすく、生理後は安定していきます。生理前のあらゆる不調の中で、めまいも起きやすい傾向があります。どんなときでも初めての症状には驚くもの。たとえば、更年期に入って急にめまいが気になり始めて不安を感じてるという方もいます。体質やライフステージによって症状の出方は異なり、軽い不調として付き合える人もいれば、治療が必要なほど強く出る人もいます。

Q.放置するとどうなる?

軽いめまいなら生活への支障が少ないこともありますが、繰り返すうちに「また起こるのでは」と不安が強まり、外出や仕事に影響することもあります。実際に転倒やケガをした経験がなくても、めまいではなく不安そのものが大きな負担になります。耳鼻科の領域や脳に異常がなくても、めまいは心身のストレスや体調の乱れのサイン。自己判断で放置せず、適切なケア方法を知ることが大切です。

Q.めまいの応急処置は?

めまいが起きたら、まずは静かな場所で安静にし、深呼吸で落ち着きましょう。水分は少しずつ摂取するのがポイントです。立てないほどつらい場合は、周囲に助けを求めましょう。めまいの特効薬はなく、対処療法になります。婦人科では、体質に合わせた漢方を処方することもあります。例えば、体内の余分な水分バランスを整える「五苓散(ごれいさん)」は、めまいに用いられる代表的な処方。症状に応じて、不安を取り除く漢方を組み合わせることもあります。

Q.日常生活でできるケアは?

まずは「どんな状況でめまいが起きやすいか」を把握し、対策を用意しておくことが大切です。吐き気を伴うことが多い方は外出時にエチケット袋を持ち歩くなど、自分に合った備えをしましょう。普段からヨガや軽い運動で自律神経を整える、十分な睡眠をとることも有効です。対処には漢方が使われるので、まずは市販品から試し、必要に応じて医師や薬剤師に相談するのも手です。

「めまいをまったくなくす」という完治を目指すことは現実的ではありません。自分の弱いところとして、自分の体質を理解し「波に合わせた対処」を考えていきましょう。

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