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育児に追い詰められた母親、産後うつで総合病院を受診「今後は…」医師が告げたのは?<産後うつ記録>

  • 2026.3.15

ちかさんは、緊急帝王切開で長男・いー君を出産しました。退院後、ちかさんは夜通し泣くいー君の世話で心身ともに限界に。生後2カ月半になっても、母乳もミルクも嫌がり授乳を拒否。毎晩いー君が泣き疲れるまで泣かせる日々に、絶望を感じるようになっていきます。

そして、感情が限界に達し、思わず怒りを爆発させたことで、自分の心の異変に気づきます。さらには食欲も落ちてしまい、夫に説得され、いー君を出産した総合病院での受診をすることにしました。

その夜、いー君は再び授乳を拒否。長時間授乳ができず胸の痛みが悪化してしまいました。翌朝母乳外来に連絡するものの当日は受診できず、ちかさんは困り果てます。

ところが、そのときちょうど起きたいー君にダメもとで授乳をしてみると、いー君は初めてごくごくと母乳を飲み、両胸の詰まりを見事に解消してくれたのです。

夕方、ちかさんの様子を心配し、病院から電話が。

状況を話すと、助産師はともに喜び、「赤ちゃんが生まれるとき、ママも一緒に生まれているの」「母親の自信は、赤ちゃんがくれるもの」とちかさんにやさしく寄り添ってくれました。

このときを境に、いー君の授乳拒否はようやく終わりを迎えたのでした。

医師の判断は…

その後、ちかさんは産後うつの症状について診てもらうため、いー君を出産した総合病院を受診。

話を聞いた医師は「頑張りすぎないようにね」とやさしく声をかけつつ、回復傾向にあるため今後の受診は必ずしも必要ないだろうと判断したのでした。

▼授乳拒否が大きな負担となっていたちかさんにとって、拒否せずに飲んでくれるようになったことは、産後うつの症状を回復させる大きなきっかけとなったようです。

悩みの渦中にいるときは出口が見えず、不安ばかりが募るものです。それでも、状況は少しずつ変わっていくこともあります。つらいときこそひとりで抱え込まず、周囲や専門家の力を借りながら、自分の心と体を大切にしていきたいですね。

心が限界を迎えたとき、相談窓口に連絡するのも一つの方法です。『#いのちSOS』や『いのちの電話』では、電話、チャットやSNSによる相談に専門の相談員が対応してくれます。まずは、0120-061-338(#いのちSOS)や0120-783-556(いのちの電話)に電話してください。パートナーや家族、行政や専門家などにサポートを求めながら、必要な支えを受け取ってくださいね。

#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)

よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)

いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)

電話相談まとめサイト(厚生労働省)

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター ちか

ベビーカレンダー編集部

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