卸売り店で牛肉を購入→解凍すると、“カビ”がびっしりついていて…保健所に相談するも“驚きの対応”に「安全を徹底してほしい」

食品の安全性に対する消費者の関心は、近年ますます高まっています。特に、直接口にする食品に異常を発見した場合、私たちは「販売店」や「保健所」といった機関が適切に対応してくれるものと信じています。

しかし、もしその「食の安全を守る砦」であるはずの保健所が、まともに取り合ってくれなかったとしたら…？今回は、50代女性・専業主婦のAさん（仮名）から寄せられた、カビだらけの肉を発見した後、二重、三重の裏切りに遭遇した体験談をご紹介します。

「緑と黒のカビがびっしり…」解凍した牛肉と、"片言"で切られた電話

物価高の昨今、お肉の卸売り加工工場直売店をよく利用しています。スーパーなどで購入するより安く、冷凍販売されているため保存もしやすいためです。

その日も、豚肉と牛肉を購入。お肉は2重にラップされ、袋に入れられていました。

夕食にと牛肉を解凍したところ、お肉全体に明らかに緑と黒が混在したカビと思われるものがびっしりでした。

販売店に電話したところその日は繋がりません。破棄も考えましたが証拠にと写真を撮り、お肉は冷凍保存することにしました。販売店に連絡を入れ続けましたがつながることがなく1週間くらい過ぎたころ、やっと繋がったと思ったら片言の日本語で「ダレモイナイヨ」と言われて切られました。

加工場はA市にあり、買った販売所はB市でした。どこに連絡したらいいのかわからず、まずB市の保健所に電話をしたところ、

「食べていないなら健康被害はないはず。もし健康被害があったら電話してください」

と言われました。健康被害が起きてからでは遅いのでは？と問い合わせたところ

「お金の無心するなら直接販売元に電話してください」

最終的には購入金額返還になるのだろうけど、問題はそこではなく、そういうカビたお肉を買ってしまったら、消費者には何も出ないという事？

保健所って食品衛生の監督を行う場所ではないの？保健所って健康被害が起こらないと何もしないってこと？と疑問だらけになりました。

A市の保健所に経緯を説明しました。

「加工場はA市であっても、購入したところはB市なのでB市で対応するべき案件でA市では何もできない」

とのことでした。

行政という名の【たらいまわし】に何度もB市の保健所に連絡をし説明を求めましたが、何をしてくれるわけでもなく、カビたお肉の確認をするために来るわけでもなく、ひと月以上だらだらとしたやり取りが続きました。

私はB市のHPの市民の声を伝えるページから保健所に対する意見を書き込みました。

「早急に対応させていただきます」

との返事をいただいて数日後、保健所の人がやっとカビだらけのお肉を取りに来ました。「きちんと調べてください」と渡しましたがその後未だに何の連絡も音沙汰もありません。

数日後、販売所と連絡を取れましたが、販売所からは謝罪の言葉もなく

「購入金額+200円をお支払いさせていただきます」

だけでした。それ以来販売所には行っていないので、お金の返金もされていません。

保健所からも販売所からも「食」に対する安全を徹底してほしいなと思いました。

カビが発生した肉を購入したにも関わらず、保健所や販売店から適切な対応を受けられなかったという体験談でした。

今回のケースでは、健康被害が発生していないことを理由に積極的な対応が見られず、さらに管轄をめぐるたらい回しも発生してしまいました。消費者が食品に異常を発見した際の相談窓口や対応手順について、より明確で迅速な仕組みが求められるのかもしれません。

私たち消費者も、このような問題に遭遇した際は、写真などの証拠保全を行い、粘り強く関係機関に働きかけることの大切さを改めて感じさせられますね。

アンケート実施日： 2025/1/1
投稿方法：TRILL 募集フォームより
投稿者情報：50代女性・専業主婦
※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています