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年間で“数万円”損してしまうかも…家賃交渉で言ってはいけない“NGワード”とは?【お金のプロが解説】

  • 2025.8.19
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

新生活のスタートや契約更新のタイミングになると、多くの人が家賃の値下げ交渉を考えるものです。しかし「どのように話を切り出せば、家賃が下がるのか」分からないケースも多いのではないでしょうか。交渉の切り出し方を間違えてしまうと、年間で何万円もの損失につながる可能性もあり、ファイナンシャルプランナー(FP)が注意喚起しているのが、交渉時に言ってはいけない「NGワード」の存在です。何気なく使った一言が、家賃交渉のチャンスを逃す原因に。今回は交渉で避けるべき言葉と、効果的に家賃を引き下げるテクニックをわかりやすく解説します。

家賃交渉はできる?その背景と主なポイントをチェック

家賃交渉は「絶対に不可能」というわけではありません。 実際に、交渉するかどうかは大家さんや管理会社の方針、契約内容、地域の家賃相場など、さまざまな条件に左右されます。

多くの人は、契約時に家賃は固定されると思いがちですが、長年住んでいる人が急に退去すると、大家さんにとっては新しく入居者を探す手間や空室のリスクが生じます。そのため、交渉次第によっては、値下げに応じてくれる場合もあるのです。特に、以下の状況は家賃交渉のチャンスとされています。

  • 長期入居していてトラブルがなく信頼されている
  • 築年数が古くて、空室が増えているエリアや物件である
  • 近隣の家賃相場が下がっている
  • 引っ越しの予定がないことを伝え、安定的な入居者であることをアピールできる

ただし、オーナーが大企業や管理が厳しい法人の場合は交渉が難しいケースもあります。そうした場合でも、契約更新や満期のタイミングで、条件の見直しが可能なのか、事前に相談してみるのは有効です。

家賃交渉の落とし穴:言ってはいけないNGワードの正体

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

家賃交渉でよくある失敗のひとつが、自己都合の説明や、要望の伝え方の問題です。たとえば「他にもっと安い物件があるから」「収入が減ったので家賃を下げてほしい」と直接的に話すと、貸主や管理会社にマイナスの印象を与えるでしょう。交渉相手は、ビジネス視点で判断しているため、感情的なお願いや自身の事情のみを強調すると、むしろ信用を失ってしまう可能性があります。

また、値下げの根拠が曖昧なのも、避けなければなりません。たとえば「もう少し安ければ契約します」といった曖昧な表現は、相手の信頼感を下げる恐れがあります。家賃の交渉に対して「本気度が低い」と判断されるのです。家賃は、物件の立地や築年数、周辺の相場に基づいて決まります。交渉する際には、具体的な数字や周囲の相場の情報を提示しましょう。

効果的な家賃交渉のために知っておきたいポイント

では、どうすれば家賃交渉で成功し、年間数万円の節約につながるのでしょうか?
まずは、落ち着いた態度で交渉に行ってください。相手の立場も理解しながら、進めることが大切です。たとえば「周辺の相場や物件を調べて、この料金帯を希望しています」と冷静に提案します。これによって、根拠のある話として、受け入れてもらいやすくなります。

また、家賃値引きだけでなく長期契約や一括前払いの提案をするなど、双方にとって、メリットのある交渉を心がけましょう。修繕や管理の負担を軽減する申し出も有効です。建設的な話し合いは、貸主に「この入居者とは長く付き合っていきたい」という印象を与えます。

必ず感情的な言葉を避けて、貸主への配慮を忘れずに進めることが重要です。「言ってはいけないNGワード」に気をつけて、具体的な根拠と相手への配慮を持って交渉してください。この姿勢と事前の対策が、損をしない住まい選びにつながります。

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出典元:石坂貴史

監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。1,000件以上の金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。金融、経済、不動産、保険、相続分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。

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