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『お金が貯まらない人』は知らない…お金が増える人だけが守っている、“小さなルール”とは?【元銀行員が解説】

  • 2025.8.13
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「節約しているのに、なぜかお金が貯まらない・・・」こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

しっかりと毎月お金を貯められている人は、ルールを決めています。今回の記事では節約に成功するための、ルールについて紹介していきます。

なぜ貯まらない?お金が貯まらない人の特徴

お金が貯められない人には、特徴があります。

  • 毎月の収入と支出を管理していない
  • 残ったお金で貯蓄しようとしている
  • 無駄遣いや衝動買いが多い

お金が貯められない人は、毎月の収入と支出の管理ができておらず、衝動買いや無駄遣いが多い傾向にあります。自分へのご褒美や趣味に使うお金などの管理ができておらず、あるだけお金を使ってしまいます。また残ったお金を貯蓄しようと考えているため、ついお金を使いすぎてしまって中々貯蓄ができません。

お金を使う「ルール」を決める

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

お金を貯めるためには、お金を使う「ルール」を決めることが大切です。ルールを決めて買い物をすることで、衝動買いや無駄遣いを抑えて支出を管理できます。ここからはどのようにルールを決めれば良いかを、見ていきましょう。

お金を貯める一歩は現状把握

節約のルールを決めるためには、まず現状の収入と支出を把握する必要があります。「毎月数万円」と貯蓄目標を先に決めてしまう人もいますが、まずは現状把握が優先です。毎月の収支を把握して、無理のない貯蓄目標を決めなければ達成できません。

家計簿などを活用して、毎月何にいくら使っているのかを記録しましょう。日々の買物の記録が面倒な場合は、キャッシュレスなどに決済をまとめてしまう方法もあります。どこでいくら使ったか記録されるので、後で簡単に集計ができます。

節約のためのルールを決める

支出の集計を行っていくと、「こんなにコンビニで使っているんだ」「毎月こんなに服を買っていたんだ」と、使いすぎてしまっている項目に気づけるでしょう。このように支出の集計を参考にしたうえで、「趣味に使うお金はいくらまで」「服はいくらまで」というルールを決めましょう。

ルールを決める際には、無理のない範囲で設定することが大切です。節約を意識するあまり過度なルールを設定しても、達成できなければ意味がありません。

行動をルール化するのもアリ

「趣味のゴルフは月1回まで」や「帰り道にコンビニには寄らない」などのように、行動をルール化する方法もあります。行動のルール化は、お金を使うルール化よりも、無理なく節約しやすいです。買いたいものを我慢するのではなく、買いたいものがあるような場所にそもそも行かないことを、意識してみましょう。

お金を貯めるには、ルールを決めよう!

お金が貯まらない人は、支出の管理ができていないことが多いです。お金を貯めるためには、現状の支出を管理したうえで使いすぎないためのルール作りが必要です。無理のない範囲でルールを決めることで、負担感なく貯蓄ができるでしょう。


監修者:ゆきひろ
信託銀行に勤務する傍ら、金融系の記事も執筆する兼業ライター。日々富裕層顧客に金融や不動産を活用したウェルスマネジメントや税務に関する提案を行っており、培った知識と経験を活かして情報発信を行っている。過去には大手カード会社でクレジットの審査業務経験もあり、金融全般の知識に明るい。FP1級、宅建士を保有。



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