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『気づいたら貯金がない人』は無意識にやりがち…お金がない人は自覚がない“3つのムダ”とは?【元銀行員が解説】

  • 2025.8.11
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「夏のボーナスがあったのに、何に使ったかよく覚えていない」

こんな状態になっていませんか?特別な浪費をしているつもりがなくても、なぜかお金が貯まらないという人は少なくありません。原因は、日々の生活に潜む見えにくいムダです。

貯金ができない人の多くは、「お金を使っている感覚が薄く、支出を自覚できていない」という共通点があります。

この記事では、貯金ができない人にありがちな見えにくいムダ遣いと改善策を、元銀行員の視点からわかりやすく解説します。お金が貯まりにくいと感じている方は、ぜひご自身の家計見直しのヒントにしてみてください。

なぜかお金が消える人に共通する「3つのムダ習慣」とは?

日常に潜むムダな支出を見逃していませんか?ここでは、多くの人がやりがちな3つのムダ習慣を紹介します。

なんとなくの買い物

コンビニやスーパーなどで「ついで買い」する習慣がある人は要注意です。1回数百円でも、回数が重なると毎月の出費を大きく圧迫します。

使っていないサブスク

動画配信や音楽サービス、アプリなどは、利用していないのに契約を続けているケースが少なくありません。解約が面倒で放置されがちですが、年間では数万円がムダになっている可能性があります。

キャッシュレスの使いすぎ

スマホ決済やクレジットカードは便利な反面、「お金を使った感覚」が薄れがちです。支出の自覚がないまま利用を続けると、想像以上に使ってしまいかねません。

ムダづかいを防ぐ3つのシンプル習慣

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

お金を貯めるために、特別な節約術は必要ありません。日々のムダ習慣を防ぐだけで、お金は自然と残って貯められます。ここでは、今日から取り入れられるシンプルな3つの習慣をご紹介します。

買い物リストをつくってから出かける

あらかじめ買うものを決めておくだけで、余計な出費を削減可能です。「買い物リスト以外のものは買わない」というルールを決めておきましょう。

家計簿アプリで支出を見える化する

家計簿アプリを使って支出を「見える化」しましょう。使っていないサブスクや日常のムダな出費に気づけます。手間なく記録できる自動連携タイプを選べば、継続して利用しやすいでしょう。

先取りで貯金する仕組みをつくる

給料が入ったら、最初に貯金分を別口座へ移してしまう方法がおすすめです。残ったお金で生活できるようにすれば、無理なく貯金が続けられるでしょう。

ムダをなくして、貯金できる習慣を始めよう

貯金は、節約よりも習慣で決まります。無理に我慢するのではなく、ムダな習慣をなくし続けると「貯金がある人」になります。

この記事で紹介した3つのムダ習慣は、意識を変えて行動するだけで改善可能です。小さな習慣の積み重ねが、大きな貯金につながります。今日から、ムダを減らす一歩を踏み出してみましょう。


執筆:河野 義広
政府系金融機関で17年半勤務した経験を持つWebライター。現在は独立し、金融やお金に関する幅広いテーマを執筆している。
法人営業・融資事務・預金業務・インターネットバンキングコールセンターの統括などの業務を経験してきた。証券外務員一種・FP2級・簿記2級などの資格も保有。
現場経験と専門知識を活かし、日々の暮らしや事業運営に役立つマネー情報をわかりやすく発信。事業の融資相談や家計相談も承っている。



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