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専門家「なるべく避けてください」→実は『膝の痛み』を悪化させている…無意識にやりがちな“NGな歩き方”

  • 2026.3.1
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膝が痛くて歩くのもつらい…。そんな悩みを抱える人は多いですよね。実は、痛みを悪化させてしまう意外な原因の1つが“歩き方”にあるんです。専門家が「なるべく避けてください」と注意を促すほどの、無意識にやりがちなNGな歩き方。

普段の何気ない歩き方が、あなたの膝をさらに苦しめているかもしれません。この記事では、膝の痛みを悪化させる間違った歩き方と、その改善ポイントをご紹介します。

歩き方が膝痛に及ぼす影響とは?あなたが知らないそのリスク

膝の痛みは、関節の軟骨のすり減りで起こる変形性膝関節症をはじめ、靭帯損傷や関節炎などさまざまな原因があります。

そんな痛みを悪化させる要因の一つに、“歩き方のクセ”があることをご存じでしょうか?

体重のかかり方や脚の動き方が偏っていると、膝にかかる負担が増大。例えば、足を引きずる歩き方や、膝が内側に傾く「O脚歩行」、かかとからではなくつま先や足の外側から接地する歩き方は、膝の軟骨を摩耗させる原因になることも。こうしたNG歩行を続けると、膝の痛みが悪化するだけでなく、変形を促進し、日常生活の動作も困難になってしまう可能性もあります。

意識しないまま間違った歩き方を続けると、どんどん膝を追い込んでしまうため、早めの対策が重要です。

具体的に避けるべき歩き方とは?膝を守るためのポイント紹介

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、実際にどんな歩き方が膝に悪いのでしょうか?

以下のポイントに注意してみてください。

  • 足を引きずる歩き方:膝を曲げずに足を引きずる歩き方は、膝関節に不自然な負担をかけます。負荷が一点に集中し、痛みを悪化させる恐れがあります。
  • 膝が内側に入る歩き方(O脚気味の歩き方):膝が不安定になり軟骨がすり減りやすくなります。特に膝の内側の痛みを感じている人は要注意です。
  • つま先や外側からの接地:かかとから着地しないため衝撃吸収が不十分で、膝の負担が増えます。
  • 大股すぎる歩き方:歩幅が大きすぎると膝が過伸展したりねじれたりしやすく、痛みを誘発します。

これらに共通するのは、膝にかかる負荷が集中しやすいことです。歩き方が体のバランスを崩し、膝の痛みを引き起こす悪循環に陥ってしまいます。

膝を守るためには、まず「かかとから着地して、膝をまっすぐ伸ばす」ことが大切。足全体でしっかり地面を踏みしめるよう意識し、歩幅は無理せず自然な範囲に抑えましょう。また、靴選びも大切で、膝に負担をかけにくいクッション性のある靴を選ぶと良いです。

膝痛予防は歩き方次第!日常でできる簡単トレーニングも紹介

歩き方の見直しとあわせて、自宅でできるトレーニングも膝の痛み改善に役立ちます。筋力低下やバランス感覚の乱れは、膝に不必要な負担をかける原因に。しっかり鍛えて膝周りの安定を図りましょう。

  • 太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)強化:椅子に座って膝を伸ばす運動や、立って軽くスクワットをすることで鍛えられます。筋力がつくと膝への負担が減ります。
  • バランス訓練:片足立ちや、フォームローラーを使った姿勢の調整は、膝の安定性アップに効果的です。

また、整形外科や専門家に歩行指導を受けるのもおすすめです。

膝の痛みを防いで快適な毎日を手に入れよう!

膝の痛みを悪化させてしまう無意識の歩き方は、実はとても身近な問題です。

足を引きずったり、膝が内側に曲がったり、つま先から着地したりといったクセが、知らず知らずのうちに膝に過剰な負荷をかけてしまいます。

膝を痛めない歩き方は意外とシンプル。「かかとから着地し、膝をまっすぐ伸ばす」ことを意識し、適度な筋力トレーニングやバランス運動をプラスすれば、膝の負担は大幅に軽減できます。今日からぜひ、歩き方を意識してみてくださいね。


監修:石塚利光
日本コアコンディショニング協会副会長
ペンシルベニア州立カルフォルニア大学大学院 修士号 / 元福岡大学教員

米国で修士号を取得し、全米アスレティックトレーナーズ協会 公認アスレティックトレーナー(BOC-ATC)、全米ストレングス&コンディショニング協会 公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト(NSCA-CSCS)、ナショナル・アカデミー・オブ・スポーツメディスン パフォーマンス・エンハンスメント・スペシャリスト&コレクティブ・エクササイズ・スペシャリスト(NASM-PES&CES)の資格を保有。元福岡大学教員で、アメフト米国代表やBリーグ・Vリーグのプロチームなど、トップアスリートを多数指導。

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