どうやって計算するか覚えてる？「−(−4)^3」→正しく計算できる？

「累乗」の計算は便利な表現ですが、計算ミスをしやすいので注意が必要です。

今回は、累乗を含んだ式の計算問題に挑戦してみましょう！

正しい答えを求めることができるでしょうか。

問題

次の計算をしなさい。
−(−4)^3

※当メディアでは、「4の3乗」のような累乗を「4^3」と表します。

まずは自分自身で計算をしてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「+64」です。

また、途中の計算は次のように考えます。

−(−4)^3
=−(−64)
=+64

どのように考えるか、順に解説をしていきます。

累乗を含んだ計算式では、次の順で計算をしましょう。

（1）累乗の計算
（2）掛け算・割り算の計算
（3）足し算・引き算の計算

つまり、今回の問題では、「(−4)^3」から計算をします。

これはカッコがついているので、「−4」を二回掛けなければいけません。

つまり、
(−4)^3
=(−4)×(−4)×(−4)
=−64
となります。

これによって、元の計算式は「−(−64)」となりました。

これは「(−1)×(−64)」が省略された形とみることができます。
つまり、
−(−64)=+64

したがって、今回の問題の答えは「+64」です。

まとめ

正しい答えを求めることができたでしょうか。

今回紹介した問題は、よく符号（プラス・マイナス）を間違えてしまいます。

何度も繰り返し計算練習し、ミスをしないようにしましょう！

他の記事の問題もぜひ挑戦してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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