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朝ドラで待ちわびた“プロポーズシーン”「何回目かの神回」「尊すぎて」涙と決意が詰まった『あんぱん』第18週【1週間まとめ】

  • 2025.8.3
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『あんぱん』第18週(C)NHK

NHKの連続テレビ小説『あんぱん』では、今田美桜演じるヒロインが登場する第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」が放送された。嵩(北村匠海)は、上京してのぶ(今田美桜)に応援されながら漫画制作に打ち込むはずだったが、そこに思いもよらぬ人物が現れる。今週の物語の見どころを視聴者の声を交えながら紹介していく。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

上京の決意と再会

のぶと嵩がお互いの思いを確かめ合ってから、時は流れて3か月が経過する。のぶは鉄子(戸田恵子)の選挙活動を手伝うために高知へ向かうが、嵩と交わせた言葉は、ほんのわずかだった。

やがて鉄子の当選が決まり、のぶが八木(妻夫木聡)と話をしていると、そこへ突然嵩が姿を現す。彼はすでに新聞社を退職しており、東京で新たな道を歩み始めていたのだった。

就職を決めた嵩

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『あんぱん』第18週(C)NHK

嵩の手紙を読んだ登美子(松嶋菜々子)が突然のぶの部屋を訪ねてくる。戸惑う2人をよそに、登美子は酒を持ち込み勝手に乾杯を始めてしまう。嵩の夢を応援したいというのぶに対し、登美子は「漫画は大人のすることではない」と言い放つ。

翌日、登美子から百貨店の就職試験を勧められた嵩は、「安定した職でのぶを安心させるのが男の務めだ」という言葉に揺れ始める。嵩は、のぶを驚かせようと隠れて就職試験を受け、無事合格したと伝える。しかし、のぶは複雑な表情を浮かべていた。

視聴者からは、「よくやった!」「就職おめでとう」という祝福の声が多数寄せられる中、「結局お母さんの言いなり」と登美子に押されっぱなしの嵩への厳しい声も上がっている。

感動のプロポーズ

就職を決めた嵩は、のぶに漫画を続けることを伝えて、安心させようとする。一方で、のぶは法制度が整いつつある中で、まだ見落とされているものがあるのではないかと考えていた。そんな中、嵩が中目黒に新しい部屋を借りることになり、のぶに何かを言いかける。

その時、登美子が現れ、2人の結婚について言及する。のぶが「嵩は次郎(中島歩)に気兼ねしているのでは」と言うと、嵩は登美子に今日だけは2人きりにしほしいと頼む。

嵩は千尋(中沢元紀)がのぶを想っていたことを明かし、千尋の分も次郎の分も、自分がのぶを幸せにすると誓う。嵩の涙ながらの心のこもったプロポーズに、のぶは涙を流しながら笑顔を浮かべた。

紆余曲折あったが、ようやく結婚という形でのぶと嵩の人生が重なり合い、視聴者からは「何回目かの神回」「こんなん泣くやろ」と感動の声が多く寄せられた。

さらに「嵩らしいプロポーズ」「たかしの涙が尊すぎて」と、嵩の感動的なプロポーズに注目する視聴者の声が溢れている。

念願の新婚生活

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『あんぱん』第18週(C)NHK

のぶと嵩は中目黒の長屋で新生活を始めた。ある雨の日、共同の手洗いで天井の穴から雨が滴り落ち、ずぶ濡れになった嵩をのぶは笑顔で迎え優しく髪を拭く。

穏やかに見つめ合う2人だったが、そこへ世良(木原勝利)が現れ、のぶにしばらく事務所で寝泊まりしながら電話番をするよう伝えるのだった。

のぶの幸せ

朝田家と柳井家の女性たちが顔をそろえ、のぶと嵩の結婚を祝う宴が催される。にぎわいの中、千代子(戸田菜穂)は手洗いで天井に空いた穴を見つけ、驚きながら戻ってくる。

「のぶが気の毒だ」と登美子がつぶやくが、のぶは幸せだとしっかりとした口調で答えた。やがてそっと宴を抜けた嵩をのぶが追いかけ、2人は天井の穴越しに広がる星空を見上げながら、穏やかに言葉を交わす。のぶは、「うち、嵩と会えて、ほんまによかった」とそっと微笑んだ。

日々のささやかな幸せと、大切な人との未来を少しずつ築いていくのぶと嵩。この先に待つ出来事にも、静かに期待が高まる。


連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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