1. トップ
  2. 「もう新ドラマか」「1話目にして名作の予感」“初回放送”に反響が続出…!モデル兼俳優、はじめての“連ドラ主演”

「もう新ドラマか」「1話目にして名作の予感」“初回放送”に反響が続出…!モデル兼俳優、はじめての“連ドラ主演”

  • 2026.3.11

3月5日(木)から放送のテレビ東京系 木ドラ24『旅と僕と猫』は、猫と話せるトラベルライターの青年が全国を旅する、ユニークな旅ドラマだ。主演を務めるのは、本作が連続ドラマ単独初主演となる中川大輔。彼が演じる猫神守は、カメラを片手に街中を巡り、猫たちに聞き込みをしながら名所や名店を訪ねていく。第1話の放送後、すでにSNS上では「1話目にして名作の予感」「思った以上にほっこり」「もう新ドラマか、うれしい」といった声が続出。猫と旅と人情がやさしく交差する、新しい癒やしドラマが幕を開ける。

※以下本文には放送内容が含まれます。

猫と話せる青年が主人公の旅ドラマ?

undefined
木ドラ24『旅と僕と猫』(C)テレビ東京

刑事ドラマやサスペンス、復讐や浮気ものなどが多く並ぶ深夜ドラマのラインナップにおいて、ひときわ柔らかな空気をまとって始まったのが『旅と僕と猫』だ。
本作の主人公は、全国を旅しながら記事を書くトラベルライター・猫神守。彼にはひとつだけ、少し不思議な能力がある。それは、猫の言葉がわかること。彼は猫とコミュニケーションが取れるのだ。

普通の旅番組なら、観光ガイドや地元の人におすすめの場所を聞くところだ。しかし猫神は違う。街に住む猫たちに聞き込みをし、その土地で本当に愛されている名店や絶景スポットを探していくのだ。いわば“猫が作るガイドブック”の様相も呈する。
この設定だけでも十分ユニークだが、本作は単なる旅ドラマとも少し違う。猫に導かれて訪れた場所で、猫神はさまざまな人々と出会い、小さな出来事に関わっていく。

第1話の舞台は、静岡県伊東市。猫神は地元の看板猫・大吉からラーメン店の情報を聞き、地元で愛される一杯を味わう。さらに、さまざまな伊東の名所を巡りながら、旅の風景をカメラに収めていく。
その途中で出会うのが、迷子の猫・マルを探す女性、加賀美優花(足立梨花)だ。猫神は大吉や街の猫たちから情報を集め、マルの行方を追うことになる。派手な事件が起きるわけではない。しかし、猫と人がゆるやかにつながる時間において、街の表情が少しずつ見えてくる。

中川大輔、連ドラ単独初主演

この不思議な旅を導くのが、俳優・中川大輔だ。本作は彼にとって、連続ドラマ単独初主演となる。

中川はMEN'S NON-NOモデルとしても活躍する俳優で、184センチの長身と端正なルックスを持ちながら、役ごとに異なる顔を見せる俳優として着実に評価を高めてきた。
特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』では、アンドロイドの迅を演じ、物語の進行とともにキャラクターが変化していく難しい役どころを好演。さらに『ifの世界で恋がはじまる』では、冷静な営業エースという顔と情熱的な一面を併せ持つ複雑な人物像を繊細に表現した。

そんな彼が本作で演じる猫神守は、穏やかで争いごとを好まない青年だ。猫に対しては常に敬語で話し、彼らを“取材対象”として尊重する。猫が気まぐれな態度を見せても怒ることなく、静かに耳を傾ける。この独特の距離感が、猫神という人物をとても魅力的に見せている。
自身も猫好きとして知られている中川。特殊な設定のキャラクターでありながら、どこか現実にいそうな青年に見えるのは、彼のナチュラルな演技の力だろう。その静かな佇まいが、作品全体に柔らかな空気をもたらしている。

猫と旅がくれる小さな幸せ

第1話の物語は、迷子の猫マルを巡る小さな出来事を軸に展開していく。街の猫たちに聞き込みを続け、少しずつマルの手がかりを見つけていく過程で、猫たちの個性や街の人々のあたたかさが自然と浮かび上がる。
このドラマには、大げさな感動の演出はない。誰かが大声で泣き叫ぶわけでも、劇的な奇跡が起きるわけでもない。ただ、猫を探すという小さな出来事を通して、人と人の距離が少し近づいていく。

その静かな積み重ねが、見終わったあとに心をふっと軽くしてくれる。まるで短い旅を終えたあとのような、穏やかな余韻が残るのだ。その世界観こそが、このドラマの魅力でもある。猫神守という人物を通して、街の景色や人々の表情が少しずつ広がっていく。
その旅を支えているのが、中川大輔の柔らかな存在感だ。単独初主演という節目の作品でありながら、肩の力を抜いた自然な演技が、ドラマ全体を心地よい空気で満たしている。これから猫神は、どんな街を訪れ、どんな猫たちと出会うのだろうか。


テレビ東京系 木ドラ24『旅と僕と猫』毎週木曜 深夜24時30分〜25時00分

ライター:北村有(Kitamura Yuu)
主にドラマや映画のレビュー、役者や監督インタビュー、書評コラムなどを担当するライター。可処分時間はドラマや映画鑑賞、読書に割いている。X:@yuu_uu_