「もう梅干しは作らない！」母の突然の告白に仰天！もったいないから始まった息子の《梅干し作り奮闘記》

峯鳥子（@minetoriko）さんは、夫婦のことや子育てのことなど、日々感じたことをエッセイ漫画にしてX（旧Twitter）で発信しています。

「母の梅干し作り」は、実は違う理由だった…！？思い込みがほどける瞬間に心が温まります。

母の本音と夫の挑戦

 

夫さんの実家には立派な梅の木があります。毎年恒例のように、夫さんの母が梅干しを作ってきました。昨年6月にも、夫さんは収穫の手伝いに訪れますが、お母さんは「もう梅干し作らない！」と、突然の宣言！

実は、梅干しは夫さんの父の好物だから作っていただけで、実のところお母さんは「梅干しが嫌いだった」ことを、あっさりと明かします。すっかりお馴染みの梅干しにまつわる思いがけない事実に、衝撃を受ける夫さんでしたが…。たわわに実るたくさんの梅を見て「やっぱりもったいないよな…」と、自ら梅干し作りに挑戦することを決意。峯鳥子さんが毎年仕込んでいる梅シロップの瓶の横に、夫さん作の梅干しが並ぶ光景は、どこか誇らしげです。

梅雨明けの晴れた日、天日干しに挑戦。3日間干せば完成という手間をかけ、子どもの頃に親の目を盗んでつまみ食いした思い出の味を再現します。峯鳥子さんにも味見してもらうと、「やわらかい」「ほかほかのお日様の味がする」と好反応。

長年にわたる母の本音を改めて知り、思い込みがほぐれたことで、夫さん自身が丹精込めて作った梅干しには、受け継がれる家族の優しい記憶が詰まっていました。

X（旧Twitter）：峯鳥子のエッセイ漫画（@minetoriko）