1. トップ
  2. 「どういう仕組み?」夏の終わりを告げる《いちじく》→義父に教わった秘密に「へー!」

「どういう仕組み?」夏の終わりを告げる《いちじく》→義父に教わった秘密に「へー!」

  • 2025.9.15

峯鳥子(@minetoriko)さんは、夫婦のことや子育てのことなど、日々感じたことをエッセイ漫画にしてX(旧Twitter)で発信しています。

今回は、身近な植物の不思議とそのおいしい食べ方を、家族の会話を通して軽やかに描いたエピソードをご紹介します。

いちじくの秘密と楽しみ方

undefined
峯鳥子のエッセイ漫画(@minetoriko

毎年夏の終わりになると、庭で実るいちじくの存在に癒やされている語り手。いちじくは漢字で「無花果」と書く少し変わった果物です。「花を見たことがないのに、どうして実が成るんだろう?」と疑問を持つ語り手が、かつて義父から教わった知識に思いを巡らせます。義父は、いちじくは実の中に小さな花がたくさん咲く仕組みで、しかも日本で栽培されているものは受粉を必要とせず実がなることを分かりやすく説明してくれました。そのやり取りから「義父が植えた苗木を大事に世話してきた」という日々の積み重ねも伝わってきます。

さらに、いちじくの楽しみ方は食卓にも広がります。いちじくの甘さと生ハムの塩味が絶妙にマッチするサラダは、軽く塩こしょうをふり、オリーブ油をひと回しするだけ。ピンクペッパーを添えれば、さらに彩り豊かです。義父がいなくなった今でも、毎年このいちじくが無事に実り、今ではわが家の定番の前菜として大活躍しています。家族の思い出がつまった一品として、何気ない日常の喜びを感じられるエピソードです。

身近な疑問から始まった小さな学びとおいしい発見の物語でした。

X(旧Twitter):峯鳥子のエッセイ漫画(@minetoriko



【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?(2分で完了・匿名OK)

の記事をもっとみる