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“観始めたら止まらない”…中毒性抜群 GWに一気見したい“名作ドラマ”【3選】

  • 2025.5.3

大型連休=旅行や外出、というイメージもあるけれど、実は近年「おうち派」も急増中。予定を詰めすぎず、部屋着のままソファに沈みながらドラマにどっぷり浸かる──そんな“贅沢な引きこもり”が、今のゴールデンウィークの新定番です。

とはいえ、せっかくの連休。どうせ観るなら「間違いない作品」を選びたいですよね。そこで今回は、すでに全話完結していて、一気見にちょうどいい10〜11話構成の名作ドラマを3本厳選しました。

ジャンルは違えど、どれも“観始めたら止まらない”吸引力をもった作品ばかり。配信サービスの情報もあわせてご紹介しますので、ぜひこのGW、あなたの“おこもりライフ”の相棒に選んでみてください。

1.『アンナチュラル』(全10話)

 

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(C)SANKEI

配信:Netflix・U-NEXTなど(※2025年5月時点)

石原さとみ演じる法医解剖医・三澄ミコトが、不自然な死=“アンナチュラル・デス”の真相を追い解いていく法医学ミステリー。舞台は「不自然死究明研究所(UDIラボ)」。一見バラバラな死因の裏に隠された社会問題や、亡くなった人と残された人の想いに、丁寧かつ鋭く切り込んでいきます。

1話完結型の構成なので、とにかくテンポよく観進められるのが特徴。重いテーマも多いのに、不思議と“観続けたくなる”のは、キャストの掛け合いや絶妙なユーモアがいい緩急を生んでいるから。
さらに、最終話にかけて登場人物たちの過去やつながりが明らかになる展開もあり、“ただの事件モノ”では終わらない深さがあります。10話すべてにハズレなし、GWでの一気見にうってつけの完成度です。

2.『MIU404』(全11話)

配信:Netflix・U-NEXT・Huluなど(※2025年5月時点)

『綾野剛×星野源』のバディ刑事ドラマ。警視庁の機動捜査隊「Mobile Investigative Unit」に配属された二人が、日々突発的に起きる事件に対応するという、スピード感あふれるリアルタイム捜査劇。“404”は綾野と星野が演じる機動捜査隊員の二人を指すコールサインとなっています。

この作品はなんといってもテンポが良く、アクション・人間ドラマ・社会性が絶妙なバランスで織り込まれています。1話ごとに事件は完結しつつ、通しで観ることで登場人物の過去や価値観が浮き彫りになっていく仕掛けがあり、「気づけば次のエピソードを再生してしまう」中毒性が魅力。

また、画面の演出や音楽もスタイリッシュで、GWの夜を盛り上げるドラマ体験になること間違いなしです。最終話まで見届けたくなる“感情の爆発”が詰まった、まさに一気見推奨の傑作です。

3.『カルテット』(全10話)

 

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(C)SANKEI

配信:Netflix・U-NEXT・Amazon Prime Videoなど(期間限定/2025年5月現在)

松たか子、高橋一生、満島ひかり、松田龍平演じる30代男女4人が、カルテット(弦楽四重奏団)を組んで共同生活を始める、ちょっと不思議で美しいドラマ。音楽が繋いだ“偶然”に見えた4人の出会いには、実はそれぞれに“ある目的”があり、物語が進むにつれて静かに波紋が広がっていきます。

本作の魅力はなんといっても、“伏線と会話”。何気ないやりとりの中に真意が隠れていて、それが後半でじわじわ効いてくる構成は、まさに一気見だからこそ気づけるポイント。

演出も音楽も上品で、ストーリーに没頭しながらどこか癒される不思議な感覚が味わえます。ゆったり過ごしたいGWにぴったりの、静かで奥深い名作です。

誰にも邪魔されず、物語に“没頭”できるGWを

どの作品も、ただ「面白い」だけでは終わらない。心を動かし、少しだけ自分自身や社会を見つめ直すきっかけをくれるような、完成度の高いドラマばかりです。

10話前後で完結しているからこそ、1〜2日集中して一気に観られる贅沢さがあります。まとまった自由時間が手に入る今だからこそ、「観たいと思ってたけど観れてなかったあの名作」を消化するチャンス。

2025年のGWは、部屋とドラマがあれば最高。あなたの連休が、ちょっと豊かになるようなドラマ体験になりますように。


※記事は執筆時点の情報です