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「明日、駅前に11時でいい?」への「了解」は既読の47分後→待ち合わせのベンチで、彼は何を?

  • 2026.11.4
ハウコレ

待ち合わせのベンチで、彼は眉を寄せたまま画面を見つめていました。私が名前を呼ぶと、彼は慌ててスマホを伏せたのです。47分の答えは、すぐ目の前にありました。
既読の表示がついてから、スマホの時計を何度も確かめました。彼から「了解」が届いたのは、それからほぼ47分後。この数字が気になり始めたのは、ひと月ほど前のことです。

既読から47分の「了解」

彼氏とは、友人の紹介で知り合いました。付き合って半年、やりとりにもすっかり慣れてきた頃です。
「明日、駅前に11時でいい?」
送るとすぐに既読がつきました。それなのに、返事は来ません。ようやく届いたのは「了解」の一言でした。
気になって履歴をさかのぼると、ほかの「了解」も同じでした。既読から返事まで、どれもほぼ47分。返事が短いときほど、時間がかかっているのです。会えばいつも楽しいのに、メッセージだけがどこか遠く感じられました。

47分の間に何があるのか

長い文章なら、時間がかかるのも分かります。でも、たった一言に47分です。
誰かに相談してから返しているのだろうか。それとも、私への返事は後回しにされているのだろうか。友人に話すと「返事考えるのが面倒なんじゃない」と言われ、笑い飛ばせませんでした。
試しに、彼の仕事が休みの日にも送ってみました。
「今度の映画、これにしない?」
既読はすぐ。返事は、やはり47分後の「了解」でした。
彼が忙しいかどうかは関係ない。47分は、私とのやりとりにだけかかっているのです。
次のデートで、その47分を自分の目で確かめようと決めました。

待ち合わせのベンチで

デートの日、私は待ち合わせより早く着き、広場の端からメッセージを送りました。
「ごめん、少し遅れるかも」
ベンチに座る彼の姿が見えました。スマホを取り出した彼は、画面に顔を近づけて何かを熱心に操作し始めました。眉を寄せ、ときどき首をひねっていました。私といるときには見たことのない、真剣な横顔でした。
10分、20分。彼は一度も顔を上げず、返事も届きませんでした。
30分を過ぎたころ、私はたまらず近づいて名前を呼びました。
彼はびくっと顔を上げ、慌ててスマホを伏せて膝に置きました。

そして...

「……早かったね」
笑う彼の膝の上で、スマホは伏せられたままでした。
カフェに入ると、私は聞きました。
「いつも返事まで47分かかるの、なんで?」
彼は少し迷ってから、伏せていたスマホを私に見せてくれました。私はしばらく、その画面を見つめていました。
たった一言の「了解」を返すために、彼は毎回、あの画面で何をしていたのでしょうか。
(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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