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いつも小言ばかりの祖母。でも、近所の人が母の悪口を言った瞬間… おばあちゃんが意外な行動に出る【書評】

  • 2026.10.18

【漫画】本編を読む

嫁と姑は何かと意見がぶつかりやすい。そりが合わなくても仕方がない――そんなイメージを抱く人もいるだろう。子どもだってそれを察する。ましてや家の中でしょっちゅう小言を言い合っていたら、なおさら不仲だと思ってしまうはずだ。

だが、言い合っているからといって、本当に仲が悪いとは限らないのかもしれない。「しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話」は、フォロワーから寄せられた実体験をもとに、人と人との思いがけない関係性を描くコミック。ある女性が幼い頃に見ていた、母と祖母のやりとりもそのひとつだ。父方の祖父母、両親、兄と二世帯で暮らしていた彼女。家族みんなで楽しく暮らしていたが、母と祖母は些細なことで日頃からよく言い合っていた。その様子を見ていた幼い彼女は、「お母さんとおばあちゃん、仲が良くないんだろうな」と思っていたのだという。

そんなある日、祖母と買い物から帰っていると、近所の女性から声をかけられる。初めは普通の世間話だったが、話題は次第に母のことへ。その女性は母の実家についてあれこれ決めつけたうえ、祖母に向かって「あんたも災難だ」とまで言い始めて……。

普段から母に小言を言っている祖母は、そんな言葉を聞いてどうするのか。その意外な反応には驚かずにはいられない。嫁と姑。言い合いが多いからといって、それだけでふたりの関係を決めつけることはできない。幼い彼女が初めて知った、ふたりの間にある思い。普段のやりとりまで違って見えてくるような、なんとも温かいエピソードだ。

文=アサトーミナミ

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