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2人のプロが解説!色のあるインテリアをかなえるTips7

  • 2026.10.10
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色を取り入れたおしゃれな空間をかなえるには、どうしたらいい?カラーデザイナーとスタイリストに秘訣を聞いた。『エル・デコ』2026年10月号より。

<秋山千恵美/カラーデザイナー>
「ファロー&ボール」カラーブランディングディレクター。⾊彩を研究・分析する米国カラーマーケティンググループのメンバー。住宅や店舗における空間の色を提案・アドバイスしている。farrow-ball.jp

<中林友紀/スタイリスト>
ファッション・インテリア雑誌のほか、ブランドの広告や展示会のスタイリングなど幅広く活躍。オリジナルの色彩バランスが生きた洗練されたコーディネートを得意とする。

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Tip1:理想のインテリアを言葉から描いてみる

「どんなインテリアにしたい?」と聞かれたとき、好きな色や家具を思い浮かべる人は多いはず。「その前に、どのような空間で、どんな気持ちで過ごしたいかを言葉にしてみてください」と秋山。たとえば「落ち着く」「明るく前向き」「静かで上質」など、理想のイメージを言葉にすることで、選ぶべき色やトーンが見えてくる。「言葉が軸になると、壁色から家具や小物まで、迷わず選べるようになります」

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Tip2:部屋を広く見せるコツは配置にあり

色には、人の感覚を左右する効果がある。写真は、同じ空間だが、ネイビーの壁のほうが奥行きがあるように感じるはずだ。「前に出て見える色を進出色、奥まって見える色を後退色といいます。でも、部屋全体を後退色にすれば広く見えるというわけではないため、一面だけ取り入れるなど配置が重要。また広さは明度の影響も大きいので、床より壁を少し明るくするなども効果的です」と秋山。

後退色は、低彩度で暗めの寒色を指す。周囲の色(左右の壁と天井)との明度の差があるほど、その効果は高まる。

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Tip3:色を固めずちりばめることで部屋に奥行き感が増す

秋山は、自宅のリビングの家具を中林に相談したことがあるという。「グレーの塗料(4)と壁紙(2)に合わせて選んでもらった家具を置いたら、インテリアの密度がグッと高まって。やはり空間の表情は家具がつくりますね」(秋山)。「壁がグレーで、ソファも同系色だったので、違う色を入れたいと思ったんです。同じ場所に一つの色を固めず、ちりばめる意識を持つと、立体的になります」と中林。

<写真>1 壁紙を貼った壁に設置したセルジュ・ムーユの照明。¥109,900/イデーショップ 自由が丘店
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壁紙“3602 テッセラ”¥41,580
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テーブルは温かみのある木製をチョイス。(※現在ウォルナット材は廃盤)参考商品/ジェルバゾーニ トーキョー
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塗料“マナーハウスグレー No.265”(2.5L缶)¥21,780/共にファロー&ボール

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Tip4:柄の中の1色を拾えば、統一感が生まれる

インテリアに個性を加えてくれる柄物アイテム。複数を取り入れるのは難しく感じるが、中林は解決策があると語る。「ほんの少しでいいので、同じ色をリンクさせるんです。例えば10色くらい色が使われているカラフルな壁紙の中の1色を、家具や小物に使うだけでも、部屋の一体感が変わりますよ」

<写真>チェックと抽象的なモチーフという異なる柄物のクッションが、緑という共通カラーでつながる。
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¥8,800
2
¥22,000/共にザ・コンランショップ

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Tip5:生活感の少ないおしゃれな部屋は、色のメリハリでかなえる

生活用品が目立って雑然としてしまいがちな空間をおしゃれにするには?中林は「強い色を壁など大きな面積に取り入れることだと思います。家具や小物より、色の力が勝るので、一体感が出るんです」と語る。秋山も、「私も家電や調理器具など細々したものを置く必要があるキッチンなどで提案することがありますね。カウンターの背景などに強い色を持ってくると、物の存在感を薄めてくれるんです」と続ける。

<写真>濃い色を空間のメインに使うことで空間のまとめ役となり、家具の個性も際立つ。「ファロー&ボール」の塗料“インディア イエロー No.66”(2.5L缶)¥21,780

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<写真>“プレファレンスレッド No.297”(2.5L缶)¥21,780/共にファロー&ボール

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Tip6:バランスの基準は、空間:家具:小物=70:25:5

「一般的には床・壁・天井といったベースカラーが70%、家具やカーテンなどのメインカラーが25%、小物をアクセントカラーとして5%と考えると良いといわれています」と秋山は説明する。色を決める際には、簡単に変えることができない床を最初に決めて、壁と家具を同時に検討するのがおすすめだという。

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Tip7:空間のまとめ役になる“中間色”に注目 !

壁や天井に色を取り入れた場合に気になるのは、家具の色との合わせ方。複数の色をつなぐ方法を尋ねると「中間色を使うこと」と2人。「ナチュラルな空間のアクセントとしても、ビビッドな家具とも好相性。万能選手です」と中林。秋山はその一例として、「マルメロ(1, 2)のように赤とも茶色ともいえるような中間色は最近のトレンドカラーですよね。取り入れると部屋があか抜けます」と話す。

<写真>1, 2 “マルメロ No.316”(2.5L缶)¥21,780
3
“ダスター No.319”(2.5L缶)¥21,780
4
“ダウター No.318”(2.5L缶)¥21,780/以上ファロー&ボール

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『エル・デコ』2026年10月号

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