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優恵のおしゃれは心意気「少しばかりチェコのことを思う休日に」Vol.32

  • 2026.10.10

ラッコのいる水族館へ行ったり、パンダの映画を観に行ったり、クオッカのいる埼玉の動物園へ行ったり、夥しい(おびただしい)数のルピナスの花を見に行ったり、ささやかな好奇心を満足させる一日を共にする友と、9月の連休に群馬県立館林美術館へ出掛けました。「チェコのおもちゃとデザイン ―ニクロヴァーのプラスチック・トイから現代作家のアートまで―」という展覧会を拝見しました(*展覧会は現在は終了しています)。チェコの素敵に触れる遠足です。
 

<チェコの素敵!>

チェコ共和国の首都プラハはそれはそれは美しい街並みなのだそうで、いつか、いつか訪れてみたいと憧れる街のひとつです。懐かしいおもちゃ、子どものためのアートを観に行くにあたり、わたしはオレンジ色のカットソーのワンピースを選びました。

お昼時の美術館のレストランはとても混んでいて、わたしたちは名前を書いて順番を待っていました。小さな女の子がお母さんのところへ駆け寄りました。お母さんは女の子のスカートをくいくいっとウエストの位置まで引き上げました。お母さんが子どものお洋服を直す、よく見る光景です。小さな女の子はくるりとお母さんに背を向け、今上げられたスカートをぐいっと腰骨のあたりまで下げました。着心地が悪かったのかもしれません。それとも、小さくても自分のおしゃれがあるのかもしれません。女の子は少しロング丈になったスカートでわたしたちの前を通り過ぎて行きました。

秋の始まりは、コットンと麻でコーディネート。グレー、ピンク、オレンジ、青、白、ピンク、グレー。グレーに始まりグレーで締める、とても好きな色合わせになりました。

図録ではなく、絵合わせのカードゲーム「ペクセソ」が付いた冊子の入ったファイルをこの日のおみやげに買い求めました。大変可愛い。この展覧会のピンク色のTシャツが欲しかったのですが、残念なことに売り切れでした。

石榴(ざくろ)のようなアンティークビーズの指輪です。着けていると一日元気でいられるような気がするのです。

春と秋にしか履かないスニーカーで張り切って歩きます。そして、わたしはこのピンク色の靴下が大好きなのです。色が濃過ぎず、薄過ぎず、長過ぎず、短過ぎず、コーディネートの差し色にとても重宝しています。

<人生で一番!>

ぐるぐるとつなぎ合わされて筒になっているTシャツです。20年くらい大切に着ています。秋の始まりから冬の間、カーディガンやセーターの胸元からいくつもの色が見えるように合わせます。配色も形も作りもとても好きで、これを超えるTシャツはこの先も現れないのではないかと思っています。人生で一番好きなTシャツです。

この日は、襟首と袖口に可愛いぽんぽんの付いたカシュクールを羽織りました。薄く柔らかいインドのカディという手紬(てつむぎ)の手織り布のブラウスです。

これから、コーディネートに少しずつ秋を織り込んでまいります。葉が黄色くなった桜並木を歩き、地面に落ちた栗のいがを踏み、紅く染まった紅葉(もみじ)の樹を眺め、秋の色彩はことさらに美しいと毎年思うのです。


<遠足の想い出>

フランソワ・ポンポンの「大鹿」と一緒に。1929年(1976年頃鋳造)のブロンズ像です。群馬県立館林美術館の別館は素敵な石造りの一軒家で、フランソワ・ポンポンのアトリエを再構成しています。別の展示室では「シロクマ」や「大黒豹(オオクロヒョウ)」も観ることができて、得をした気分でした。ぜひまた伺いたい美術館です。

<今月のおしゃれ横丁>
グレーの帽子:全日本婦人子供服工業組合連合会
ピンク色のブラウス:suzuki takayuki(スズキタカユキ)
オレンジ色のカットソーワンピース:シー・エル・エヌ
ブルーの縞々パンツ:45R(フォーティーファイブアール)
グレーのスニーカー:KEEN(キーン)
秋色のTシャツ:JURGEN LEHL(ヨーガンレール)
ベージュのカディ:HOUSE OF LOTUS(ハウス オブ ロータス)
コバルトブルーのパンツGALERIE VIE(ギャラルリー ヴィー)
 

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