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【50代の東京散歩】表参道の「猫スポット」3選!アート、スイーツ、ショッピングを丸ごと楽しむ

  • 2026.9.29

月刊誌『大人のおしゃれ手帖』の読者組織「ミモザ会」の公式ブロガーによる『ミモザ会ブログ』。フォトグラファーの野中典子さんによる、猫日記をお届けします。

こんにちは。フォトグラファーの野中典子です。
やっと秋の気配を感じられるようになってきましたね。夏の間は「熱中症が怖いから」を言い訳に、すっかり家に引きこもりがちだった私ですが、涼しい風が吹き始めた途端に、あちこち出かけたくなってしまいます(笑)。

というわけで今回は、東京・表参道で猫散歩を楽しんできました。気になるお店を3軒はしごした、充実の一日をレポートします。よかったらお付き合いくださいね。

ヒグチユウコの世界に浸る「ボリス雑貨店」

スタートは表参道駅から徒歩8分ほど。裏路地に一歩入ると、こげ茶色の外壁とオリーブの木、ゆらゆら揺れる赤い提灯が出迎えてくれます。その佇まいだけでもう気分が上がってしまうお店が、画家・ヒグチユウコさんのギャラリー兼ショップ「ボリス雑貨店」です。
ヒグチさんの描く猫は、可愛いだけじゃないんです。どこか不気味だったり、不思議だったり……そのちょっとひねくれた魅力に、気づけば私もすっかりトリコになってしまいました。「グッチ」とのコラボなどでも知られていますが、正直あのお値段はなかなか手が出せず(涙)、「実店舗なら何か手に入れられるものがあるのでは……」と淡い期待を胸に向かいました。

私が訪れたのが平日の午前中だったこともあり、ゆったり原画を眺めることができました。ただ、ずっと欲しかった猫のイラストTシャツを探したのですが、まさかの完売。ネットショップでも実店舗でも縁がないなんて……。まめにチェックするしかなさそうです。

その代わりと言ってはなんですが、サイン入りの書籍を購入。オリジナルの蔵書票に、その場で蔵書印を押してもらえて思わず「わあ!」と声が出てしまいました。ショッピングバッグまでちゃっかり買い足し、2階の書籍やアンティーク雑貨、古着も眺めながら、お店の方と楽しくおしゃべり。Tシャツは買えなかったけれど、気づけば手にはショッピングバッグという、いつものパターンで店をあとにしました。

2匹の猫がお出迎え「Janat」でパリ気分のランチ

次に向かったのは、ボリス雑貨店から徒歩10分ほど。1872年パリ生まれ、2匹の猫のロゴでおなじみの紅茶ブランドJanatのティールームです。

黒とイエローでまとめられた外観にオリーブの鉢植え、中に入ると大きな世界地図と革張りソファ。一人でもグループで訪れてもゆったりくつろげる落ち着いた空間です。店内には旅にまつわるグッズがずらり。もちろん猫好きの目を引くグッズもちらほら。
人気店ゆえに、「せっかく来たのに満席で入れない……」を何度繰り返してきたことか。

今回はそのトラウマを踏まえてしっかり予約してから向かいました。おかげでランチもゆったり堪能でき、締めにいただいたキャラメルソースのケーキと紅茶で大満足。聞けば予約制で1日10組限定の「ラッキーキャッツアフタヌーンティー」もあるのだそう。次はぜひこちらを狙ってみたいと思います。

猫柄に一目惚れ「SOU・SOU」

お腹も心も満たされたところで、道を挟んで向かい合う「SOU・SOU KYOTO 青山店」と「SOU・SOU Yousou. AOYAMASHOP」へ。ガラス張りの店内に、和柄をポップに効かせた洋服がずらりと並ぶ様子は、通りからでもつい足を止めてしまう華やかさです。

和の柄を軽やかに落とし込むこのブランド、実は猫モチーフのアイテムも豊富で、私は以前からすっかりファンなんです! 去年買った猫柄の高島縮Tシャツは、着るたびに「どこの?」「可愛い!」と聞かれるほどのお気に入り。
ところが着倒して洗濯を繰り返すうち、いつの間にか裾がほつれてしまい、内心「もう寿命かな」としょんぼりしていたところ、なんとSOU・SOUから「縫製が弱い部分があったようなので補修します」と連絡が。無料で直していただき、2年目の今年の夏も遠慮なく着倒しました。今までは「着倒したら終わり」だったTシャツとの付き合い方が、この経験でちょっと変わった気がします。

今回はひと目惚れした猫柄の靴下を2足お買い上げ。日本一の靴下産地・奈良県大和高田市の工場で作られているそうで、日本製がどんどん貴重になっている今、こういうものづくりの姿勢を知るとますます応援したくなってしまいます。
いつか、今年5月に京都にオープンした「WAKISAKA KATSUJI / SOU・SOU MUSEUM」にも足を運んでみたいものです。

というわけで、今回の猫散歩は距離にして約3キロ。ランチをはさんでゆっくり歩き、気づけばショッピングバッグもしっかり増えていました(笑)。
ひとつの街でテーマを決めて歩くと、いつもの道でも新しい発見だらけで、思いのほか大人の遠足気分を味わえるものですね。
さて、次はどの街で猫散歩をしようかな。皆さんも、気になる街をふらりと歩いてみませんか?

この記事を書いた人

フォトグラファー 野中典子

野中典子

猫と暮らし始めたことをきっかけに「成長の記録を綺麗に残したい」との思いで一眼レフを購入。写真にこだわったブログを始めたところ評判になり、少しずつライター、フォトグラファーとして仕事の依頼が来るようになりました。現在は猫の魅力をより多くの人に伝えたいとの思いで、「猫写真家さくらもえぎ」として雑誌、カレンダーへの写真の提供、写真展への参加など猫愛全開で活動中。

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