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観て、聴いて、身体ごと入り込む──ボッテガ・ヴェネタがソウルで大規模展覧会を開催。

  • 2026.5.12

ボッテガ・ヴェネタが、韓国・ソウルのリウム美術館にて大規模展覧会『Inside Other Spaces: Environments by Women Artists 1956-76』を開催。オープニングイベントには、Stray kids I.N.(アイエン)や、Meovv Sooin(スイン)、日本からは宮沢りえがお祝いに駆けつけた。

『Spectral Passage』アレクサンドラ・カシュビエネ ⓒCheolki Hong. Leeum Museum of Art

鑑賞者が作品空間に入り込み、光、感覚、物質、音が相互作用する没入体験型インスタレーションが一堂に展開。本展は、2023年にミュンヘンのハウス・デア・クンストで企画された展覧会をベースに、美術史において十分に評価されてこなかった“環境作品”の系譜を再考するもの。スペースや保管方法などに苦しみ、会期後に解体せざるを得なかったため記録や市場に残りづらかった空間表現に焦点を当てた。

『Feather Room』ジュディ・シカゴ ⓒCheolki Hong. Leeum Museum of Art
『RED』山崎つる子 ⓒCheolki Hong. Leeum Museum of Art

今回の展示では、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカを代表するアーティストたちによる作品が並ぶ。ジュディ・シカゴ、リージア・クラールキ、アレクサンドラ・カシュビエネ、山崎つる子ら総勢11点の作品を実物大で再構築。さらに、韓国人アーティスト、チョン・ガンジャによる環境作品が、1970年の解体以来初めて一般公開される貴重な機会となる。

『Muche-Jeon』チョン・ガンジャ ⓒCheolki Hong. Leeum Museum of Art

そのほかにも、アジア初公開となるマリアン・ザジーラとラ・モンテ・ヤング、ジャング・ヒー・チョイによる音と光のインスタレーション『Dream House』にも注目したい。

『Dream House』マリアン・ザジーラ、ラ・モンテ・ヤング、チョン・ヒー・チェ ⓒCheolki Hong. Leeum Museum of Art

また、会期に先駆け、5月4日(月)には特別プログラムを開催。振付家・演出家のソン・ジョウウォンと映画監督、イ・ギョンミによる対談のほか、ブランドのクリエイティブ・ディレクター、ルイーズ・トロッターを迎え、クリエイター同士によるディスカッションも実施された。

今回で3度目となる、ボッテガ・ヴェネタとリウム美術館によるコラボレーション。イタリアで誕生したメゾンが、分野や地域を超えてクリエイティブシーンへの支援を続ける姿勢は、創業理念である「Labor et Ingenium(クラフトとクリエイティビティ)」を体現するものでもある。

作品の中へと足を踏み入れ、歩き、触れ、そのものの一部となっていく。ただ観るだけにすぎない没入体験は、近くソウルを訪れるなら見逃せないデスティネーションとなりそうだ。

Stray kids I.Nや宮沢りえら豪華セレブリティをチェック!

Stray Kids I.N(アイエン)
宮沢りえ
Lee Na-young(イ・ナヨン)
MEOVV SOOIN(スイン)

●1ウォン= 100円(2026年5月現在)

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