1. トップ
  2. エンタメ
  3. 永瀬アンナ&とたが高校時代を振り返り!『どこよりも遠い場所にいる君へ』校内放送の収録現場に密着してきた

永瀬アンナ&とたが高校時代を振り返り!『どこよりも遠い場所にいる君へ』校内放送の収録現場に密着してきた

  • 2026.10.7

「カフネ」で本屋大賞を受賞した阿部暁子の同名小説をアニメーション映画化した『どこよりも遠い場所にいる君へ』(10月9日公開)。離島を舞台に、出会うはずのなかった少年少女2人の揺れる想いと秘密が複雑に絡み合う青春ストーリーを描き出す。

【写真を見る】永瀬アンナ&とたが初対面!ちょい照れピースがかわいい

とある秘密を抱え島へやってきた高校生の月ヶ瀬和希(声:石橋陽彩)は、神秘的な“神隠しの入り江”で記憶を失った少女、秋鹿七緒(声:永瀬アンナ)と出会う。1974年からきたという七緒は、島の有力者である高津(声:玉木宏)に保護されることに。徐々に距離を縮めていく和希と七緒だが、やがて七緒から驚くべき言葉が告げられる。

謎の少女、七緒を演じるのは『超かぐや姫!』(26)や「あかね噺」など話題作への出演が後を絶たない、注目の若手声優・永瀬アンナ。劇中歌「鳳仙花」と主題歌「オリーブ」は、Z世代を中心に支持を集める新世代シンガーソングライターであるとたが書き上げ、作品を彩る。そんな次世代を担う2人がトークを繰り広げるスペシャル音源が、全国600校以上の高校にて、10月28日(水)までの期間限定でお昼休みや放課後に放送中。MOVIE WALKER PRESSでは音声収録現場に潜入し、「はじめまして!」とは思えないほどすぐに打ち解けた、永瀬ととたによるほっこりとした雰囲気に包まれた現場の様子や2人の高校時代の思い出、本作の見どころまで、たっぷりと語ってもらった。

【写真を見る】永瀬アンナ&とたが初対面!ちょい照れピースがかわいい 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)
【写真を見る】永瀬アンナ&とたが初対面!ちょい照れピースがかわいい 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

収録現場のテーブルに置かれた原稿を手に取り、「本当に学校で流れるんだ…!」と顔を見合わせる2人。全国の高校で放送が流れることを伝えられると「すごいですね!」と目を丸くしながら微笑み合う。スタッフから、2人の掛け合いを楽しみつつ、ラジオ番組風にお話いただければ!というリクエストに「がんばります!」と気合を入れる。収録スタートまでの時間は、どんなふうに進めるか、どんなふうに原稿を読むのがいいかなどテンション感を確認し合う2人。今回の収録ではじめて会ったばかりとは思えないほど、仲良く会話を楽しんでいた。

「みなさんくらいの年齢だからこそわかることや感じることがあるはず」(永瀬)

謎の少女・秋鹿七緒を演じる声優の永瀬アンナ 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)
謎の少女・秋鹿七緒を演じる声優の永瀬アンナ 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

いざ収録が始まると、ラジオなどに慣れている永瀬が進行する形で、スムーズに原稿を読み進めていく。自己紹介のあとは早速2人の高校時代を振り返るトークへと突入。とたは「お調子者だった」と微笑みながら、「お昼ご飯が待てなくて。休憩時間はなにかしら食べている状態でした」と、お腹がすく年頃だったと笑う。「休憩時間の度にお弁当を少しずつ食べていくんです。ミートボールだけとか(笑)。すると、お昼休みにはお弁当がなくなってしまって…」と懐かしむとたの告白に「すごくかわいい!」と笑顔の永瀬。そんな永瀬の思い出も食べ物だそうで「学食で売られている煮卵がすごく美味しくて。人気なのに5、6個しか売ってないんですよ」。とたが「争奪戦だ!」と反応すると、永瀬は走って煮卵を買いに行く様子を、身振り手振りを交えて再現し、笑わせていた。

とたは「景色を思い浮かべながら聴いてもらえたらいいな」と楽曲に込めた想いを語る [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
とたは「景色を思い浮かべながら聴いてもらえたらいいな」と楽曲に込めた想いを語る [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会

収録では映画の見どころや、とたが歌う主題歌「オリーブ」の魅力を語り合う場面も。もし、七緒のように時空を超えて未来の世界に突然行ってしまったら、「まずは自分の身の周りのものを確認する!」と声を揃えた2人。「まずはスマホ!」とここでも声が揃い、顔を見合わせてにっこり。スマホがないと生きていけない、絶対必須と意見が一致し、七緒については「どんな気持ちなんだろう…」と思いやる場面もあった。

映画に楽曲を書き下ろすのは初めてだという、とたによる主題歌「オリーブ」を聴いた感想については「本当に素敵!」と力を込める永瀬。島根県・隠岐がモデルとなった本作は、青く澄んだ海や静かな木々、嵐やそよ風など、島の豊かな自然を透明感あふれる映像も魅力。とたは「景色を思い浮かべながら聴いてもらえたらいいなと思って作りました」と楽曲に込めた想いを伝えていた。

中学生のころに原作を読んでいた永瀬は「わんわん泣きながら寝た」と振り返る [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
中学生のころに原作を読んでいた永瀬は「わんわん泣きながら寝た」と振り返る [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会

収録では、永瀬が本作の原作を中学生のころに読んでいたことも明かされた。「友達からおすすめされて。読んでわんわん泣きながら寝たのを覚えています」と懐かしそうに振り返る。さらに、「みなさんくらいの年齢だからこそわかることや感じることがあるはず」と高校生に向けて呼びかけ、「そういった気持ちはすごく大切ですし、その考えたりする時間を彩り豊かにしてくれる作品にもなっています」とおすすめし、キャラクターたちやとたの楽曲を存分に楽しんでほしいとリクエストしていた。

「放送部みたいな気持ちで楽しかったです」(永瀬&とた)

永瀬アンナ&とたに学生時代の思い出を直撃! 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)
永瀬アンナ&とたに学生時代の思い出を直撃! 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

収録後に感想を尋ねると「緊張しました!」とホッとした様子の2人は「放送部みたいな気持ちで楽しかったです」とニコニコ。自分の声が校内に流れることは「想像がつかない」としながらも「実は中学生のころに、放送委員をやっていて。お昼の時間にひたすら曲を流していました」と明かす永瀬は、「とたさんとお話したいと思っていたので、今日は、収録というよりも、とたさんのお話を聞きに来たというか(笑)。パーソナリティみたいな気分です」と笑顔。とたは「実は私、今日はめっちゃ緊張しました。収録スタッフのみなさんなど、たくさんの方がいるなかで喋るという経験はなかなかないので、どうしようと思いながら喋っていました。私は、放送委員をやったら余計なことをいっぱい喋っちゃうタイプだと思うので…(笑)。でも、今日はすごく楽しかったです」と、うれしそうに話していた。

“神隠しの入江”で倒れていた謎の少女・秋鹿七緒(声:永瀬アンナ) [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
“神隠しの入江”で倒れていた謎の少女・秋鹿七緒(声:永瀬アンナ) [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会

本作の主人公は離島の学校に通っているが、もし2人が高校時代に戻れるなら、こんな学校に行ってみたかった!という憧れがあるのかを尋ねると、とたは「私は高校生のころに反抗期が来て…」と切りだし、「高校から電車で30分くらいのところにある海に、放課後によく行っていました。自分の心の逃げ場所が、その海で」と自身の高校生活に触れる。続けて、「スマホが禁止の学校だった」そうで、「思い出の写真が極端に少なくて。写真を自由に撮れる学校に行きたかったですね」と明かしてくれた。

永瀬は「海外の学校とか大学みたいな、廊下とかに個人ロッカーが置かれていて、自分で自由にカリキュラムを組んだりできる、固定のクラスがない学校生活に憧れがあって。クラス分けされた教室にいる時は、ずっと同じ人たちと一緒の空間で、自分がそこでどんな立ち回りをすべきかを考えるタイプだったので、クラス分けがない学校のほうが気が楽そうだなと思いますね。ロッカーの扉の内側に、推しの写真を飾っておけば、息抜きにもなるしパワーももらえる。そういうことへの憧れは強くある気がします」と笑顔で語った。

本作の舞台は、島根県・隠岐がモデルとなっている [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
本作の舞台は、島根県・隠岐がモデルとなっている [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会

本作では、秘密を抱える男子高校生の和希と、謎の少女、七緒が、“神隠しの入り江”で出会うところから物語が展開する。永瀬ととたが学生のころに、「神隠しの入り江」のような言い伝えのあるような場所はあったか尋ねてみると「うちの学校にはトイレの花子さんがいました!」と永瀬が即答。とたは「うわっ」と声を出し、ちょっぴり怖がっている様子。永瀬は「多分、嘘だと思うんですけど…。ドアをノックする勇気はなかったです!」と笑い飛ばす。「よく、みんなが信じる思いが強いとそれが本当になったりする…みたいなのがあるじゃないですか。そういうのが怖いからトライはしなかったです」と素直に告白した。

一方、「浦島太郎の伝説がありました」と答えたとたは、「本当かな?と思って調べたのですが、そういった言い伝えがある場所は全国で何か所かあって。だからみんなでその言い伝えを取り合っているらしくて。私が調べたところによると、京都が有力らしいです。自分の学校があった場所ではなくてちょっと残念な気持ちを味わいました(笑)」と、微笑ましいエピソードを披露してくれた。

とある事情から島へやってきた高校1年生の月ヶ瀬和希(声:石橋陽彩) [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
とある事情から島へやってきた高校1年生の月ヶ瀬和希(声:石橋陽彩) [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会

映画では、和希たちが寮生活を送る様子も描かれる。「私は人と住めないかも…」と苦笑いする永瀬は、たとえ1人部屋だとしてもご飯などの時間も一緒に過ごすことを想像すると、「憧れはあるけど、ちょっと疲れちゃうかもしれないです」と明かす。同じくとたも「ルールが多いと大変かも…。たまに忘れちゃったりすることもあると思うし」と想像しながらコメント。劇中でも、冷蔵庫に保管する際に名前を書かなかったことで、ほかの生徒に自分の食べ物を食べられてしまうシーンが登場する。「自分のせいだけど、かなり悲しいことになる」と語ったとたは永瀬と顔を見合わせ「やっぱり1人がいいかな」「気楽だしね」と微笑み合っていた。

「登下校時に曲を作ってました!」(とた)

主題歌と劇中歌を担当したシンガーソングライターのとた 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)
主題歌と劇中歌を担当したシンガーソングライターのとた 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

本作では音楽も大事なキーワードとなっている。高校時代の思い出の歌や、音楽にまつわるエピソードも訊いた。「登下校時に曲を作ってました!」と教えてくれたとた。「駅から学校までの距離が遠くて、ひたすら歩かなきゃいけなかったんです。スマホにDTMのアプリを入れていたのでぽちぽち打ち込んだりして。吹奏楽部だったので、部活の帰り道は友達みんなで、合奏とまではいかないけれど、DTMをぽちぽちして一緒に合わせながらブレーメンの音楽隊みたいにやっていましたね」と現在の仕事につながるようなエピソードを明かした。これに対し永瀬は、「中学で合唱コンクールがあって。指揮者に立候補しました。その時に指揮者賞を受賞しました!」とウキウキで語ってくれた。「私、本当に頑張って練習したんですよ。周囲からは、最後の決めのポーズがすごくダイナミックだったと言われました」とそのポーズを再現。これにはとたも思わず「かっこいい…!」と反応し、2人揃って「いいエピソードが出た〜!」と満面の笑みを浮かべていた。

老舗アニメスタジオのトムス・エンタテインメントによる映像美にも目が離せない [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
老舗アニメスタジオのトムス・エンタテインメントによる映像美にも目が離せない [c]阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会

共通点が多く、笑顔をはじけさせながらトークを盛り上げた永瀬ととた。この校内放送の収録の模様はMOVIE WALKER PRESSのYouTubeで絶賛公開中!本稿で紹介した、映画の見どころやとたが楽曲に込めた想い、永瀬が振り返る原作との思い出、2人の高校時代の腹ペコエピソード以外にも必見トークが繰り広げられているので、チェックして楽しい時間を過ごしていただきたい。

取材・文/タナカシノブ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ