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「思い出まで消せってこと?」不倫旅行の写真を残していた夫。家族のアルバム作りの途中、私の手が止まった

  • 2026.10.28

夫が不倫相手と別れて1か月。

「海の写真、印刷しようか」

そう言われて、私は夫の隣に座りました。

買ったまま開いていなかったアルバムを膝にのせ、夫のスマホで写真を選び始めたのです。

「思い出まで消せってこと?」不倫旅行の写真を残していた夫。家族のアルバム作りの途中、私の手が止まった
「思い出まで消せってこと?」不倫旅行の写真を残していた夫。家族のアルバム作りの途中、私の手が止まった

まだ残っていた「2人」の写真

画面をスワイプした瞬間、浴衣姿の2人が現れました。

不倫発覚のときに見た、あの温泉旅行の写真です。

「これ、まだ残してたの?」

夫は指を止めて「もう会ってないよ」。

……聞きたいのは、そこじゃない。

娘が海ではしゃぐ写真のすぐ後に、あの旅行が出てくる。

その事実に言葉が詰まりました。

「写真くらいで」って本気?

「別れたのに、どうして取っておくの」

「思い出まで消せってこと?」

夫はスマホを自分の方へ傾け、「写真くらいで」と続けました。

私は膝のアルバムを静かに閉じました。

「あなたには思い出でも、私は見るたびにあの時を思い出すの。家族の写真と一緒に並んでいるのも嫌」

夫は黙って、また画面に目を落としました。

もう、今日は選べない

「分かった。消せばいいんでしょ」

夫は操作した画面をこちらへ向けようとしましたが、私は首を振りました。

「今日はもう、写真を選べない」

娘の写真についてなら、一緒に話せる。

そう思って隣に座ったのに、今は夫が何を見せようとしても、のぞき込む気になれません。

私はアルバムを棚へ戻すと、黙ってその場を離れました。

※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、編集部が取材した体験談をもとに、プライバシーに配慮して一部内容を編集・再構成しています

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