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草丈のある植物で秋風を感じる【和モダン鉢植え】コケをセンスよく使うコツも必見!

  • 2026.9.17

草丈のある植物で秋風を感じる【和モダン鉢植え】コケをセンスよく使うコツも必見!

清楚なたたずまいや、すらりとした草丈の動きが秋の景色を感じさせる植物たち。派手さはないけれど自然の情緒が漂う和モダンスタイルの鉢植えを山口まりさんに教えていただきました。

山口まりさん

千葉大学園芸学部卒業。日本ダリア会理事、日本ハンギングバスケット協会理事、園芸ソムリエ。幅広く園芸に携わり、「花を楽しむ教室」の講師も務める。伝統園芸や山野草にも造詣が深い。
HP:https://www.himegaki.jp

伸びやかな野草を組み合わせた秋風を感じるひと鉢

雑木林の周辺にススキや秋の草たちが群生している姿を思い浮かべ、草丈のある伸びやかな野草たちを合わせました。黄緑色の細い線の入ったシャープな雰囲気の和モダンな鉢のアウトラインに沿うように、上に行くほど広がりをつけて植えました。草たちの間を吹き抜ける風が、秋の気配を届けてくれるようです。

A:ヒヨドリバナ(白花)
B:ダイモンジソウ ‘緋の舞 ’
C:斑入りカリヤス
D:アキチョウジ(赤花)
E:ショウドシマイソギク
F:コケ

鉢の大きさ/直径22㎝×高さ14㎝

コケをセンスよくじょうずに使うコツ

寄せ植えにコケを張ることにより、自然の風景を演出する、植え土が見えている部分を隠して植えつけ直後でも時間がたちなじんだ姿にする、ウオータースペースがとれなくても土の流出を防ぐなどの役目があります。コケは日本庭園をイメージして張るのがポイントです。また、コケのかたまりの周囲をしっかり指などで押さえて用土になじませる、コケのかたまりはジグソーパズルのように組み合わせる、コケが張れない部分は化粧土(黒い火山礫土、軽石などの細粒)を敷いて、植え土が見えないようにすることも大切です。

シンプルな長方形の鉢を生かす直線的な草姿の植物たち

シャープなラインのなんの装飾もないすっきりした長方形の鉢を生かすように、あまり広がらず直線的な草姿の植物たちを合わせました。キヨスミシラヤマギクの黒紫色の茎が全体を引き締め、ユーパトリウムの羽のような葉が全体を和らげています。キヨスミシラヤマギクの淡い紫色の花と、鉢からこぼれるようなポリゴナム(ツルソバ)がおだやかに彩りを添えています。

A:イトススキ
B:ユーパトリウム ‘羽衣 ’
C:キヨスミシラヤマギク
D:ポリゴナム(ツルソバ) ‘バリエガータ’
E:イヌタデ
F:ホトトギス
G:コケ

鉢の大きさ/21㎝×11㎝、高さ12㎝

撮影/柴田和宣

※この記事は『園芸ガイド』2026年 秋・特大号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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