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【皇帝ダリア】の育て方。晩秋に大きく育って美しい花が楽しめる多年草

  • 2026.9.17

【皇帝ダリア】の育て方。晩秋に大きく育って美しい花が楽しめる多年草

皇帝ダリアをご存知でしょうか? ダリアのなかでも茎が木のように硬く、2階ほどの高さまで育って、大きな花をいくつも咲かせます。日暮れが早くなってから花芽をつけるので、目立つお花が減ってくる晩秋の庭を華やかに彩ります。

皇帝ダリアってどんな花?

皇帝ダリアはメキシコなどの中米に自生する木立性のダリアです。茎が木のように堅く太くなり、放っておくと高さ4m以上にもなるので、「ツリーダリア」とも呼ばれます。

日が短くなることで花芽ができる短日性植物なので、11月下旬から開花。咲く花が減って庭が寂しくなる時期に咲き出して、インパクト抜群です。通りに面した生垣越しや街道沿いなどに悠々と咲く姿は視線を集めます。

とはいえ、そのころには霜が降りる地域も多いので、「花が咲く前に霜枯れてしまった~」という声も聞こえます。また、「そんなに大きくなるのでは、ベランダではとても無理ね」という声も……どうしたものでしょう。

メリットいっぱいの鉢植え栽培で

地植えで放っておくと草丈4mにもなる皇帝ダリアですが、鉢植えならば地植えよりも草丈を低く抑えて栽培できます。ただし、本来は大きく育つ植物なので、直径24㎝(8号)以上の大きい鉢を利用してください。

鉢植えならば、キャスターつきの鉢置き台に載せて移動することも可能です。霜が降りるような寒さが訪れたら、軒下や玄関先などに移動して霜を避け、咲かせられるでしょう。

霜を避けられれば、12月上旬まで花が楽しめます。また、ベランダでも皇帝ダリアを楽しめますね。ただし、残念ながら地植えに比べると花数は少なめになります。

今秋、皇帝ダリアは咲かせられるか⁉

皇帝ダリアは球根(塊根)植物なので、本来は新芽が小さい5月ごろに球根を入手して植えつけます。ただ、ネットなどでは生産者が球根から発芽させた芽出し苗が流通しているので、入手できればギリギリのタイミングで今秋の花が楽しめるかもしれません。

今年は花が咲かなかったり、わずかだったとしても、多年草なので来年こそ花が楽しめるでしょう。冬に地面や鉢内が凍らなければ冬越し可能。地上部を切り取り、腐葉土などでマルチングしましょう。

皇帝ダリアをコンパクトに育てるには

鉢栽培は地植えに比べ、草丈を低く抑えられます。さらに茎の先端を摘み取る「摘芯」をすることで、コンパクトな株に! 摘芯するとその下の節から脇芽が2本伸び、茎の数がふえるので花数もふえるメリットがあります。

しかし、すでに日が短くなっている時期には花芽ができているので、摘芯すると花芽を落としてしまいがち。摘芯は8月までに終わらせましょう。8月までなら、草丈1mくらいから何回繰り返してもOKです。

ダリアの茎は空洞で水が溜まると腐りやすいため、摘芯は晴れた日に行って、切り口には殺菌剤を塗ったりテープを張るのがおすすめです。

上手に摘芯できれば、花壇の後方などに植えてほかの草花と組み合わせも楽しめます。また、最近は華やかな花のまま比較的コンパクトに育つ園芸品種も登場しています。

皇帝ダリアを育てるときに気をつけること

皇帝ダリアを大きくのびのび育てたい場合は、植えつけ時にしっかりした支柱を組み上げておきましょう。草丈が高くなると、風でかなり揺れるため頑丈な支柱が必要です。

茎が倒れたり、花がらが散って、ご近所に迷惑がかかる恐れもあるので、十分気をつけて花を楽しみたいものです。

※2023年9月13日に配信した記事を再編集しています。

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