1. トップ
  2. エピソード
  3. 1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】

1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】

  • 2026.9.17

みなさん、こんにちは。
kinokoです。

今日は少し、自分の内面についてのお話をしようと思います。

「ファッションと内面?」と、少し意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも私にとってファッションは、ただ服を着ることだけではなくて、自分自身の身体や外見とどう向き合うかという、とてもパーソナルな部分とも深くつながっているものだと思っています。

 

今日はそんな私が、長い間抱えてきたひとつのコンプレックスについて書いてみようと思います。

それが、「爪」です。

 

私は幼い頃から爪をいじる癖がありました。
大人になってからは、ストレスが溜まったり、考え事をしていたりすると、無意識のうちに爪の先を剥いてしまうことが増えていきました。

気がつけばいつも深爪。

少し伸びてきても、また触ってしまう。
その繰り返しで、なかなか爪を伸ばすことができませんでした。
手元を見るたびに、「なんとかしなくちゃ」と思うのに、なかなかやめることができない。
人の目も気になって、写真を撮る時や誰かとお話しする時、無意識に指先を隠すようになっていました。
そんな自分の爪を、私はずっと隠しながら過ごしてきました。

 

そんな私が20代後半になった頃。

「このままではなく、少しでも自分の手元に胸を張って過ごせるようになりたい」と思うようになりました。

その大きなきっかけのひとつが、人との出会いでした。
ありがたいことに、今は本当に素敵な方々とお仕事をさせていただき、こうしてBLOGを書かせていただいたり、自分では想像していなかったようなお仕事にも携わらせていただいています。

そして、たくさんの方と出会う機会が増えていく中で、ふと考えるようになりました。
これからもっと年齢を重ねていった時も、私はずっと指先を隠し続けるのだろうか。
その自分に、私は胸を張れるのだろうか、と。

もちろん、それまでにも何度か「爪を伸ばしたい」と思い、ジェルネイルをしたことはありました。
けれど、コロナ禍でお店へ通うことが難しくなってしまったり、途中で挫折してしまったり。結局、何度も諦めていました。

それでも改めて自分の未来を考えた時、
もし、この爪へのコンプレックスがなくなったら、私はどんな気持ちで毎日を過ごせるんだろう。

そんなことを想像するようになりました。

考えれば考えるほど、なんだかワクワクしたんです。

 

人から見れば、”たった爪先のこと”と思われるかもしれません。

でも私にとっては、このコンプレックスと向き合うことが、目の前の景色を少し晴れやかにしてくれるような、とても大きな一歩になる気がしました。

そこから、以前お世話になっていたネイリストさんに相談し、少しずつ爪を育てていくことを始めました。

私が選んだ方法は、ジェルネイルをすることで爪を触りにくくすること。

いわゆる『育爪』のように、自爪の状態で少しずつ成長させていく方法も考えました。

ただ、私の場合は自爪が見えていると、どうしても気になって触ってしまいます。

だったらまずはジェルで爪先を覆って、
『触りにくくすること』
そして、
『自分の好きな色やデザインを爪にのせて、指先を見ることを楽しみに変えること』
から始めてみようと思いました。

 

2024年2月

1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp
1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp

ここから、毎月ネイルサロンへ通う生活が始まりました。

そして約1年後。

 

2025年2月

1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp
1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp

ここまで伸ばすことができました。

もちろん、この1年間ずっと順調だったわけではありません。
ジェルを自分で剥がしてしまったり、爪を触ってしまったり。

「ああ、またやってしまった」
と思うことも何度もありました。

それでもネイリストさんは、一度も否定することなく、
「ここまで伸ばせてすごいですよ!」
と、いつも声をかけてくださいました。

自分では「またやってしまった」と落ち込んでいる時も、できなかったことではなく、ここまでできたことを見てくださる。

その言葉に何度も救われました。

爪を剥いてしまう自分の癖を否定せず、温かく受け止めながら、毎月きれいに整えてくださったネイリストさんがいてくださったからこそ、ここまで続けることができたのだと思います。

そして、そこからさらに時間が経ち、約2年。

今の爪は、このようになりました。

 

2026年

1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp
1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp

2年以上ネイルサロンに通い続けていますが、今では最初の頃のような状態まで爪を剥いてしまうことは、ほとんどなくなりました。

もちろん、今でも無意識に爪を触りそうになることはあります。

でも、爪先に自分の好きな色や、自分の好きな世界が広がっているだけで、「これは大切にしたい」と思えるようになりました。爪をいじろうとした瞬間に、指先にある小さな世界が、自分にとって大切なものを思い出させてくれるような気がするんです。

本当に私個人のお話にはなってしまいますが、このコンプレックスと向き合ったことで、私の生活は以前より少し豊かになりました。

今ではネイルを、隠すためのものではなく、ファッションの一部として楽しめるようになりました。

服を選ぶ時に、
「今日はこのネイルだから、この色を着てみようかな」
と思ったり。
写真に手元が写ることを以前ほど気にしなくなったり。

ほんの小さな変化かもしれません。
でも、長い間ずっと隠していた自分にとっては、とても大きな変化でした。

 

コンプレックスは、必ずしもすぐに克服しなくてもいいと思います。

そして、無理に「気にしないようにしよう」と思わなくてもいい。

ただ、自分が「少し変わってみたい」と思った時に、自分なりの方法で向き合ってみる。

その小さな積み重ねが、いつか自分の未来を少しだけ明るくしてくれるのかもしれません。

 

私自身も、まだまだ途中です。

でも、2年前の自分に今の爪を見せたら、きっと驚くだろうなと思います。
そして、
「ちゃんと向き合えて今胸を張ることができているよ」

と伝えてあげたいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今までネイルについては、このコンプレックスのことがありあまりお話しできてこなかったので、これからは胸を張っていろいろご紹介できればと思います。

また、私のファッションのお話と一緒に、こうした少しパーソナルなお話も綴っていけたらと思います。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp
1年以上向き合った、爪のコンプレックスの話【FUDGENA SPECIALIST:kinokoのボーイズスタイル vol.174】
出典 FUDGE.jp

kinoko

ショートカットと丸眼鏡が特徴のボーイッシュ系インフルエンサー。
古着屋のショップスタッフの経験やモデルとしての経験を活かし

現在はYouTubeなどでも活躍している。

Instagram @kinoooooooko3

youtu.be/7vnt-g-x8hY

 

 

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ