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「コンプレックスを認めてしまえば、強くなれる」マウント女子に負けない、スルー力を身に着ける方法【著者インタビュー】

  • 2026.9.12

【漫画】本編を読む

仕事も恋愛も、何もかも自分が一番じゃないと気が済まない! 社内で自分が一番可愛い、誰よりもモテていると思っている女性社員・桑野真由香。そんな自分の天下だと思っていた社内に、育休から復帰してきた雪平まゆが現れる。男性社員とも顧客とも仲が良く、細かい気配りで仕事もできる雪平は桑野のマウントも華麗にスルー。そんな雪平が気に入らない桑野は、どうにかして雪平を陥れようとするものの……。

そんな残念なマウント女子・桑野を主人公にした物語『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』(白金ゆい/KADOKAWA)。桑野のモデルとなった人物についてから、人はなぜマウントを取るのか、取られて不快になるのかという話まで。著者である白金ゆいさんにさまざまなお話を伺った。

――雪平は、桑野からマウントを取られても真正面から受け止めず、受け流しているのが印象的でした。あの“スルー力”はどのように生まれたのでしょうか。

白金ゆいさん(以下、白金):桑野、雪平、そして彼女たちの同僚である山本にも、それぞれキャラクターを作る上で参考にした方がいます。雪平のモデルにした方については、スルー力の高いところが素敵だなと以前から思っていて。なんにでも噛みついていく桑野とは正反対の存在として描きました。

――白金さんご自身は、「今、マウントを取られているな」と感じることはありますか。

白金:ありますね。マウントを取る人って、私がAと答えてもBと答えても、結局どちらでもマウントを取ってくるんですよ。こちらの答えが問題ではなく、とにかくマウントを取りたいんです。実際、以前そういう方が身近にいて。スルーするのが一番だとは分かっていても、やっぱり嫌な気持ちにはなりますし、最終的には距離を置くしかないと思いました。

――では、雪平のように受け流せる人になるためには、何が必要だと思いますか。

白金:マウントを取られて腹が立つのって、自分の中でも少し気にしている部分があるからなのかなと思うんです。だから、まずはそこを認めてしまうことが大事なんじゃないかなと。例えば、「ブスだね」と言われたら傷つきますよね。でも、私が女性なのに「あなたって男性だよね」と言われても、「何を言っているんだろう」としか思わない。少なからず自分の中で引っかかっていることだからこそ、言われると嫌な気持ちになるわけです。そこを「でもそうかもしれない。多少は本当のことだし」と受け止めることができれば、相手の言葉に振り回されなくなる。自分の弱い部分やコンプレックスを認めてしまうことで、強くいられるのかなと思います。

取材・文=原智香

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