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コースターが可愛いバーは良いバーだ。直感を信じて店を選んでみよう。今回は神楽坂の“楽園”『EDEN CELLAR』へ。

  • 2026.9.16

『EDEN CELLAR』

『EDEN CELLAR』コースター

神楽坂の“楽園”で、世界大会の思い出が詰まったシグネチャーカクテルを。

2026.09.16 photo: Kazuharu Igarashi text: Eri Machida

『EDEN CELLAR』外観

神楽坂にはいいバーが集まっているが、大人数で過ごしたいときは『EDEN CELLAR』に向かおう。赤城神社のすぐそば、路地裏にある広々としたバーだ。

オーナーバーテンダーの吉田宏樹さんは、ホテルニューオータニの『バー カプリ』で15年働いた経歴の持ち主。広々とした物件を選んだことも、いつ訪れても開いているよう無休にしたことも、ホテルのバーのいいところに倣っている。「スペースに余裕があることは譲れなかったので、物件を見た瞬間心が決まりました。10人で来ていただいてもご案内できますし、お待たせしてしまうときも手前のスタンディングスペースで飲みながらお待ちいただけます。当初の予算からはかなりオーバーしてしまいましたが、周辺にも素敵なバーがたくさんあり、仲間たちからも日々背中を押してもらえて、ここを選んでよかったと思います」。無休ということもあり、近隣のバーテンダーが飲みに来てくれることも多いという。

店名は「熟成庫の中にある楽園」が由来。圧迫感がなくバーに慣れていない人でもくつろげる空間と、15時から24時までという長い営業時間で思い立ったときに飲みに来られるのはまさに楽園。

9月で2周年。これまで休みなく駆け抜けてきたが、3年目からは長く続けていくためにも木曜を定休日にする。ウイスキーに熟成が不可欠なのと同じように店も少しずつ形を変え、年月をかけて味わい深くなっていくのだ。

ラフ
ラフ¥1,870 吉田さんが「ディアジオワールドクラス2019」でジャパンチャンピオンに輝いた際のシグネチャーカクテル。スコッチウイスキーをベースに、甘酒、りんごジュースにバニラやシナモンを混ぜたアップルパイ風味の自家製ジュース、レモンジュース、ルピーオレンジのフレーバードティーの茶葉、オレンジとマンダリンのビターズ、氷をシェイクし、目の細かい網で漉しながら冷えたグラスに注ぐ。シナモンをまぶしたバラが液面に飾られ、最後まで香りが続く。
コースターは、ホテルニューオータニ時代の同僚で、現在はイラストレーター、デザイナーとして活躍するMATSU AKARIさんが手がけた。メニューのカクテルのイラストをはじめ、デザインまわりはすべてMATSUさんに依頼している。
オーナーバーテンダーの吉田宏樹さん
度数が高いウイスキーをストレートで味わうのが好きな吉田さん。友人と過ごすときはソーダ割りで愉しむ。
『EDEN

EDEN CELLAR

東京都新宿区神楽坂6-39
03-6265-3772
15:00~24:00
木休

Instagram
https://www.instagram.com/eden_cellar_kagurazaka/

ホテルで働いていたときから大会には何度か挑戦していたが、世界大会は「ディアジオワールドクラス2019」が最初で最後。この大会を契機に独立に向けて動き出し、2024年9月にオープン。「ラフ」は、ベースのウイスキーをテイスティングした際に感じた乳酸菌やりんごのような風味から合わせる材料を選んでいる。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

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