1. トップ
  2. スポーツ
  3. フックにならない打ち方のコツ!フェアウェイキープ率が高い秘けつは?

フックにならない打ち方のコツ!フェアウェイキープ率が高い秘けつは?

  • 2026.9.14

見た目は特徴的でも、その強さは折り紙つき。「スイングの正解はひとつじゃない」を体現する3人から「個性を武器にする」メカニズムを読み解く。

レイドオフから一直線 遠く・真っすぐ打つスイング

アドレス〜バックスイング

前傾角度がやや浅く、腕をピンと伸ばしているのが特徴的。一般的にはグリップエンドとお腹の間にコブシが1、2個入るくらいのグリップ位置が理想といわれますが、堀プロの場合は3個くらい離れていそうです。

そして両腕が真っすぐのまま、できるだけ体から遠くへクラブを動かすようなバックスイングをする。体の回転はさほどしておらず、そのためクラブはややアウトサイド方向へと上がっていきます。

トップ~切り返し

フックにならない打ち方のコツ!フェアウェイキープ率が高い秘けつは?
Point:クラブが背中側へと回っていく(中央)Point:切り返しでシャフトの角度が適正に戻る(右)

クラブヘッドがもっとも高いところを過ぎると徐々にクラブは背中側へと倒れていき、手首が折れ曲がったところでストップします。ここが彼女にとってのトップポジション。ここから、手にかかるクラブの重みをきっかけに切り返しがスタートする。

このとき、シャフトはフラットになっている「レイドオフ」と呼ばれる状態です。手元を地面方向に引き下げることで、シャフトが立ってオンプレーンに戻すことができます。

ダウンスイング

オンプレーンに戻ったクラブは、体の軸に対してほぼ直角になります。この位置関係になると、遠心力を素直にクラブにかけることができるので、回転の力を効率よくヘッドスピードへ変換することが可能になる。シャフトが地面と平行になったタイミングでフェースはまだ上方向を指しているオープンな状態。

切り返し以降に手にかかる負荷を跳ね返すのではなく、手首で受け入れているので自然なタメができるのです。

インパクト~フォロースルー

フックにならない打ち方のコツ!フェアウェイキープ率が高い秘けつは?
Pointフェースターンがまったくない(左)

インパクトでは下半身、上半身ともに、大きくターゲット方向へ向いています。つまりスイング軌道がややアウトサイド・インであるということです。

フォローでのクラブの位置を見ると、アドレスで構えていたプレーンよりもシャフトが左下に抜けています。さらにフェース面も左方向を向いているので、腕のローテーションもほぼしていません。そこまでやるか!といいたくなるくらいフックの要素がないスイングです。

神ワザPoint

切り返し直後とインパクトの瞬間のシャフトの角度を見比べると、プレーンがまったくズレていないことがわかります。切り返しでの大きなループについ目を奪われがちですが、本当にすごいのはこのプレーンの安定感です。ツアー屈指のフェアウェイキープ率の高さの理由が、ここにあります。

いかがでしたか? プレーンの安定感に注目しましょう!

堀琴音
●ほり・ことね/1996年生まれ、徳島県出身。165cm。プロゴルファー・堀奈津佳の妹としても知られ、選手としては25年の「日本女子オープンゴルフ選手権」で優勝したことは記憶に新しい。堅実なプレーで上位争いに絡み続ける実力派。ダイセル所属。

解説=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。"アッキー"の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

写真=圓岡紀夫、渡辺義孝、小林司
撮影トーナメント=Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント
※選手の成績やデータは2026年5月16日現在

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ