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「右足体重」はダフリやすい!? 傾斜地ショットでも確実に寄せるコツ

  • 2026.9.14

練習もラウンドも“なんとなく打つ”では、うまくならない、成功しない!とくに苦手なショットは「あれをやってみよう、試してみよう」とテーマをもって挑むのが克服の近道!

その“テーマ”と“閃き”を与えるワンポイントレッスンをお届け。次の練習やラウンドで早速、実践してみよう!

【ドライバー】ミート率アップ

イメージどおりの飛距離が出ない、弱々しいスライスが出るといった悩みをもつ人は、インパクトでフェースが開いている可能性が高い。きっちりとフェースをスクエアに戻したいなら「ストロンググリップ」で握ってみよう。

「ストロンググリップ」でスライスも解消!

ウィークグリップやスクエアグリップは、インパクトにかけてフェースが開く動きが出やすい握り方ですが、ストロンググリップはフェースを返しやすい握り方なので、ボールがつかまり飛距離が伸びます。

クラブの握り方だけでなく、インパクトゾーンで左腕を小指側に回す動きを入れると、ヘッドがターンするので、フェースを開いたままインパクトを迎えることはありません。

ミート率が低い、スライスが頻発する人は、ストロンググリップでクラブを握りましょう。

ストロンググリップの握り方

左手はナックルが2、3個見えるぐらいに握る。グローブの甲部分のロゴが斜め上を向く感じで、親指はグリップの真ん中よりも少し右に置く。右手は、左手のひらと同じ面を向くように握る(写真右)。

両手で握ったグリップを裏側から見たとき、左手人差し指の第2関節と右手中指、薬指の第2関節がほぼ一直線になっていると、両手が一体化したグリップになる。

クラブは長めにもつ

グリッププレッシャーはゆるめにしておくと、ヘッドが走りやすくなる(写真右)。左手のひらの小指球にグリップエンドが当たるようにクラブを長く握ったほうが、左手に力が入り、飛距離アップにつながる(写真左)。

左腕を小指側に回す

インパクト前からフォローにかけて左腕を左手小指側に回すと、ヘッドがターンするのでボールをつかまえて打てる。

【アプローチ】ザックリ防止

グリーンまわりからのザックリは、本当にもったいない1打。ミスの原因は、ボールに対してクラブヘッドを合わせようとして減速することにあるので、「クラブを振る」に意識を集中しよう。

減速はNG!連続素振りのイメージで打とう

人間の本能的な動きとして、目標に近づくと手のスピードをゆるめる傾向があります。たとえば、机の上に置いてあるペンをペン立てに入れる場合、持ち上げるときは加速し、戻すときはペン立ての近くまでは等速になり、入れる瞬間は減速します。

アプローチもボールに対してクラブヘッドを合わせようと慎重になればなるほど、ダウンスイングで減速しがち。その結果、ボールの手前にヘッドが落ちてしまうのです。

本能的に手のスピードをゆるめがちだが、ダウンスイングで減速するとザックリする確率は高くなってしまう。

ボールを打ったらバックスイングまで戻す

クラブを振り抜けといっても、いざボールを目の前にすると、なかなか振り切れない。そんな人にオススメなのが、普通にポーンとボールを打ってフィニッシュまでクラブを振ったら、バックスイングの位置までクラブを戻す練習法だ。

クラブを戻せない人は、インパクトでリキみすぎ。クラブを戻せるぐらいの力感で打とう。

フィニッシュの位置をイメージ

ザックリは、インパクトでスイングを終えようとする人に多いミス。アプローチといえども、クラブを振ることにもっと意識するべきで、そのためにフィニッシュの位置をイメージする。フィニッシュの位置を先に決めたら、そこまで振り抜くことだけを考えて打てばザックリは防げる。

【アプローチ】左足下がりから寄せる

グリーン奥からのアプローチに多いのが、左足下がりのライ。難易度が高く、なかなかグリーンに乗せることができないが「左足下がりから」の基本的な打ち方をマスターすれば、成功率は一気に上がる。

「左足体重」と「フォローを低く」が鉄則

左足下がりの傾斜からのアプローチは、サンドウエッジを使ってもロフト角が立つので、ボールを高く上げようとせず、低く打ち出しましょう。状況にもよりますが、直接グリーンにボールを落とすとしてもかなりピンの手前から、転がして寄せるイメージです。

ボールをグリーン手前に落とすケースもありますが、直接グリーンに落とした方が距離感や方向性が安定します。

左足下がりのアプローチは、左足に体重を多く乗せて傾斜なりに立つのが基本。ボールは右足寄りで、左足加重のままスイングする。

斜面に沿ってヘッドを振り抜く

スイング軌道は、いかに傾斜に沿ってヘッドを動かすか、がポイント。そのためにはボールを上げようとしない、フォローを低く出すことが大切だ。目線を上げてしまうと、ヘッドも上がってしまうので気をつけよう。

傾斜に逆らうとダフリやすい

左足下がりのライは、ボールよりも右サイドが高くなっている。したがって、右足体重で傾斜に逆らって立つと自動的にボールの手前を叩いてしまうので、傾斜なりに立つことを心がける。

【パッティング】ストロークを安定させる

パッティングにスタイルなし、といわれるがパターフェースの芯を外す打ち方はNG。ストロークの安定感が上がるパターの持ち方があるで、ぜひ試してみよう。

パターの持ち方を工夫 「前腕」でグリップを隠す!

パッティングのストロークを安定させたいなら、パターのシャフトと前腕を一体化させたアドレスで構えましょう。

アドレスを飛球線後方から見たときに、パターのグリップが右前腕で隠れる。反対の飛球線(カップ)側から見たときは、グリップが左前腕で隠れるようにします。このパターの持ち方と構え方でストロークすると、ヘッドの軌道が安定する。

インパクトの衝撃にも負けないため、つねに狙った方向にボールを打ち出せます。

シャフトと前腕を一直線にする。右前腕でグリップが隠れる構えが正解(○)。グリップが見えてしまう構えは、ストロークや出球が安定しにくい(×)

肩のラインは地面と平行

アドレスで右肩や左肩が下がっていると、パターフェースの芯でボールをとらえにくくなる。アドレス時と同じ位置、同じロフト角でインパクトするためにも、両肩のラインが地面と平行になるように構えよう。

合掌ストロークで手首の動きを知る

ストローク中は手首を使わず、肩を動かしてパターをコントロール。手首を使ってしまう人は両手を開いた状態でグリップを挟み、合掌するような形でストロークしてみよう。もちろん、シャフトと前腕が一直線になる構えは崩さない。手首を固定する感覚をつかめたら、いつもの握り方でストロークする。

いかがでしたか? ぜひこのレッスンを参考に練習してみましょう!

レッスン=阿河 徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行なう。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。

レッスン=森山 錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤード以上のドライバーショットを放つ。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。Futako Golf Club主宰。

レッスン=大庭 啓
●おおば・あきら/1969年生まれ。芹澤信雄が主宰する“チームセリザワ”の一員。2000年のプロテスト合格。2010年から藤田寛之のスイングサポートコーチを務め、賞金王のタイトル獲得に貢献。海外メジャーにも同行し、サポート。アマチュアへのレッスンも精力的に行なっている。

レッスン=大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐプロコーチ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。わかりやすいゴルフ理論に定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格ももつ。

構成=山西英希、編集部
協力=井山ゴルフ練習場、Futako Golf Club、船橋カントリークラブ、富士平原ゴルフクラブ

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