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私のお腹の上で眠るのが大好きだった愛犬。ある日を境に飛び乗らなくなった理由とは? 不思議で愛おしい感動実話【書評】

  • 2026.9.13

【漫画】本編を読む

ペットと暮らしていると、「もしかしてこの子は、私のことを誰よりもわかっているのでは」と感じる瞬間がある。言葉は通じないはずなのに、落ち込んでいる時にそばに来てくれたり、いつもと違う様子を察してくれたり。偶然なのかもしれない。けれど、そうとは言い切れない不思議な出来事もある。

人気イラストレーター・しばたまさんによる『しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話』は、フォロワーから寄せられた実体験を描く実録コミック。投稿されたエピソードは、ゾッとさせられる恐ろしい体験談から、読後に胸が温かくなるものまで幅広い。

中でも、愛犬・ベリーをめぐる体験談には胸がいっぱいになる。数年前、投稿者は夫と、愛犬のコーギー・ベリーと暮らしていた。ベリーは投稿者のお腹に飛び乗り、そのまま眠るのが大好き。投稿者にとっても、それはすっかりおなじみの幸せな時間になっていた。ところが、ある日を境にベリーの様子が変わる。声をかけてもお腹には飛び乗らず、そばにいるだけ。やがて、投稿者自身の体調が崩れ、病院へ行くことになるのだが……。

ベリーは飼い主の何に気づいたのか。その理由を知った時、ただの偶然とは思えないベリーの行動に驚かずにはいられない。飼い主を思いやるその姿が愛おしくてたまらなくなる。ペットと暮らしていると、こちらの変化に気づいてくれたように感じる瞬間があるもの。「うちの子にも、何かを察する力があるのかもしれない」――そんな気持ちをそっと肯定してくれるような、満ち足りた読後感が残るエピソードだ。

文=アサトーミナミ

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