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「手術のお金が足りない」親戚に30万円を振り込んだ私。2週間後、友人から聞いた思わぬ話

  • 2026.9.13

頼れるのはあなただけ、と最後の一行に書いてあった

日付が変わったころ、めったに会わない親戚の女性から長いメッセージが届きました。

急ぎで手術を受けることになったものの、費用が足りない。

どうしても30万円必要だという内容でした。最後には「こんなこと頼めるの、あなたしかいなくて」と書かれていました。

昔からお金の管理が少し苦手な人ではありました。

それでも「手術」という言葉を見てしまうと、簡単に断る気にはなれません。

翌朝、私は母に電話をしました。

「昨日の夜、あの人から連絡が来たんだけど…30万円貸してほしいって」

「30万円?何に使うの」

「手術のお金が足りないって。かなり困ってるみたいで」

母は少し黙ってから言いました。

「でも、あなたが全部出すことないんじゃない?」

「うん…私もそう思う。でも、本当に手術なら、知らないふりするのも嫌で」

自分でも迷いはありました。それでも、その日の昼には本人の口座へ30万円を振り込んでいました。

返ってこない可能性もある。それくらいは覚悟していました。

ただ、振込の控えだけは財布にしまっておきました。

しばらくして届いた返信は短いものでした。

「本当にありがとう。助かった。落ち着いたらちゃんと連絡するね」

私は「無理しないでね」と返しましたが、それ以降、連絡はありませんでした。

2週間後、友人から思いがけない話を聞いた

それから2週間ほどたったころ、共通の友人とお茶をしていると、偶然その親戚の話になりました。

私は何気なく聞きました。

「そういえば、あの人、その後大丈夫なのかな」

「え、何が?」

友人が不思議そうな顔をします。

「ほら、手術するって言ってたでしょう」

「手術?私、そんな話聞いてないけど」

「え…?」

思わず声が出ました。

すると友人は少し考えてから続けました。

「この前会ったときは、結構高い美顔器を買ったって、うれしそうに見せてくれたよ」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がざわつきました。

もちろん、美顔器を買ったからといって、それだけで手術の話が嘘だとは決められません。それでも、何も聞かされていないままなのが気になり、店を出てから本人に電話をしました。

「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、今いい?」

「うん。どうしたの?」

「手術って、もう終わったの?」

一瞬、返事が止まりました。

「ああ…うん、まあ」

「まあって何?私、30万円振り込んでから何も聞いてないよ」

「ごめん。ちょっとバタバタしてて」

「じゃあ、手術はいつだったの?」

また沈黙が続きました。

私はそこで、友人から美顔器を買ったと聞いたことも伝えました。

すると、さっきまで明るかった声が急に小さくなりました。

「…ごめん。手術っていうのは、ちょっと言いすぎた」

「言いすぎたって、どういうこと?」

「急な支払いが重なって、お金が必要だったの。本当のこと言ったら貸してもらえないと思って…」

しばらく何も言えませんでした。

返ってこない可能性は覚悟していたはずなのに、最初から違う理由を伝えられていたことは、まったく別の話でした。

「…それなら、最初からそう言ってほしかった」

「本当にごめん。来月まで待って。ちゃんと返すから」

「待つのはいい。でも、もう曖昧にはしたくない。いつ、いくら返すのか決めよう」

その日のうちに返済する日と金額を確認し、メッセージにも残してもらいました。

途中で遅れそうになった月にはこちらから確認することもありましたが、30万円は最後まで返ってきました。

最後の入金を確認したあと、私はその人と距離を置くことにしました。

年末に母から「あの人とは、その後どうなったの?」と聞かれたときも、私は少し間を置いて答えました。

「お金は全部返ってきたよ。でも……もう、この話はこれで終わりにしたい」

母はそれ以上、何も聞きませんでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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