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今年、小学校受験をする娘がお受験教室を「たった4ヶ月」でやめた理由とは

  • 2026.9.11

「小学校受験の対策って、やっぱり教室に通わせないとダメなのかな?」「お家での学習だけで、足りるかな……」小学校受験を決めたとき、お子さんを教室に通わせた方がいいのか悩むママは多いです。こんにちは、まーやです。私は12年間元小学校教員として、現在は偏差値70台の5歳の娘の母として、幼児期の賢さの土台づくりを発信しています。娘は今年、小学校受験を控えています。毎日試行錯誤の日々ですが、その中で教室に通うかどうかはわが家も実はたくさん悩みました。今回は、わが家の小学校受験奮闘記(教室どうする問題)です。あくまでも一つの家庭の例として参考にしてみてくださいね。

小学校受験は何をするの?

もともと、小学校受験を視野に入れていなかったこともあり、受験を決めた際には、小学校受験とは何をするのか?から始まりました。小学校受験で問われることは、とても幅が広いです。ペーパーテストだけでなく、面接や、お友達と一緒に過ごす「行動観察」まで様々。親も「完全に伴走するんだ」という強い覚悟がもとめられます。娘はお家で机に向かう習慣ができていました。もともと教室通いはしない予定だったのですが、「面接や行動観察は、お家だけじゃ不安かもしれない」という気持ちが日に日に大きくなっていったのです。そこで、ためしに大手教室の体験に行ってみることにしました。すると、楽しそうな雰囲気に娘も「通ってみたい!」と目を輝かせました。その笑顔を見て、我が家は教室に通うことに。しかし、その決断から、少しずつ生活の歯車が狂いはじめていったのです。

プロのすごさと、少しずつ苦しくなった日々

教室のプロの先生方は、本当にすばらしい存在でした。子どものやる気を引き出すのがとても上手で、とにかくたくさん褒めてくれます。勉強を嫌いにさせない工夫が散りばめられていて、集団の中で受ける刺激も、娘にとってはとても良い経験になりました。ですが、その裏で、我が家の生活は限界を迎えていました。教室が終わり、帰宅するのは夕方の17時30分すぎ。娘の就寝時間は、18時。教室がある日は、幼稚園へお迎えに行き、そのまま車へ。移動中の車内で小さな軽食を食べさせ、教室が終わると、帰りの車の中で作っていったお弁当を食べさせます。帰宅してからは玄関からすぐにお風呂へ直行し、体を洗ってそのままベッドへ。分刻みのミッションのようでした。車の中のバタバタとした空気、冷えたお弁当の匂い、時計の針を気にしながら走り、寝かしつけした後はぐったりでした。さらに、わたしを追いつめたのが月に1回のテストでした。テストが終わると、はっきりと自分の子の順位が出てしまいます。娘がどれだけ頑張っていても、わたしはどうしても「できていないところ」ばかりに目がいくようになってしまいました。「もっとやらなきゃ」「このままじゃ間に合わないかもしれない」親が焦りや不安を強く感じていると、子どもはその空気を鋭く察知してしまいます。リラックスして頭を働かせることができなくなり、脳が固まってしまうのです。娘も私の空気を察していたように思います。頭では「難しい問題なんだから、理解するのに時間がかかって当たり前」と分かっているのに、心がついていきません。できない娘に対して、つい強い言葉で指導してしまうことが増えていきました。ペーパーの上に、ぽとり、ぽとりと涙のつぶが広がっていく光景。娘の泣き顔を見ながら、「何をやっているんだろう」と胸が締め付けられるような、苦しい日々が続きました。

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娘の口からこぼれた、ちいさな本音

休日にも特別講習が入り、習い事をハシゴする日も出てきました。休みなのに疲れが溜まり、娘の顔からどんどん元気がなくなっていきます。このままだと私も娘もどんどん苦しくなるのではないか。そう悩んだ日々が続いたある日。「ちびまやはずっとお家でペーパーの対策はしてきたし、これからもできると思う。確かに、面接や行動観察を学べるのはありがたいけれど……こんなに苦しい思いをしてまで、通い続けなきゃいけないのかな?」悩み抜いたわたしは、夫に相談しました。 夫は静かに話を聞いたあと「娘にちゃんと気持ちを聞いてから決めよう」と言ってくれました。翌日の朝、夫が娘にそれとなく聞いてみました。 「教室、楽しい?」すると娘は、少しうつむいて、ぽつりと答えました。「……楽しくない」理由を聞いてみると、とても意外なものでした。ペーパー対策をしているときの「待ち時間」が長くて嫌だというのです。教室は集団なので、周りの子に合わせる待ち時間が発生します。家でやれば、例えば1時間で30枚ほど進められる内容を、教室だと1時間で10枚ほどしか進みません。「お家でたくさんやってるのに、教室でもじっと待たなきゃいけないのがつらいの」娘のその言葉を聞いた瞬間、心が決まりました。子どもは本来、遊びや自由な体験の中でこそ、ぐんぐん心を成長させる存在です。その大切な時間を無理な学習に使い、親子で笑顔を失ってしまうくらいなら、行く必要はないのではないか。志望校に行きたい気持ちは変わらない娘。教室ではなく、家でママやパパと一緒に頑張る選択もあることを伝えると、嬉しそうでした。その後、通わないことのデメリットや不安もしっかり夫婦で話し合い、1年間通う予定だった教室を、たった4ヶ月でやめる決断に至ります。

教室をやめて、取り戻した笑顔

「ちびまやは笑顔が増えたね」と教室通いをやめてからポツリと夫が言いました。 もちろん、教室に通わせることが親の心の支えになるご家庭もたくさんあります。プロの先生方には今でも心から感謝していますし、特に都市部ではなく地方の受験だからこそ、わが家のような選択ができた面もあると思っています。しかし、たまに「もう1回、教室に行きたい?」と聞いてみると、娘は即答で「絶対に通わない!」と言います。その返事を聞くと、たった数ヶ月でも小さな心にどれだけの負担をかけてしまっていたのだろうと、反省させられます。わが家にとっては「通わない」という選択が正解でした。共働きで、すべての受験対策を家庭でやるのは正直とても大変です。でも、教室をやめたことで夫が以前よりもさらに積極的に娘と関わってくれるようになりました。わたし自身も、テストの順位に一喜一憂してピリピリすることがなくなり、以前より穏やかな気持ちで受験に向き合えるようになっています。子どもにとって1番の学びの力になるのは、高額な塾やテストの順位ではなく、「お父さんやお母さんは、どんな自分でも受け止めてくれる」という安心感だと、今回の経験を通して改めて実感しました。わが家もまだまだ試行錯誤の途中ですが、これからも家庭でできることをコツコツ積み重ねながら、娘の笑顔を守っていきたいと思います。

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

note:まーや|賢い子の育て方

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