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「住所、教えてましたっけ?」教えていない自宅に突然来た女性。週末のお茶で待っていた知らない人に戸惑ったワケ

  • 2026.9.13

夕方、教えていないはずの家のチャイムが鳴った

以前、ある場所で知り合った女性がいました。

最初に会ったときから人懐こく、私の仕事や休日の過ごし方などをよく聞いてくる人でした。

「この辺に住んでるんですか?」

「まあ、そんなに遠くはないです」

「そうなんだ。なんだか話しやすいですね」

距離の縮め方が早いとは感じましたが、もともと誰にでも気さくな人なのだろうと思っていました。

何度か顔を合わせたあと、その女性から食事に誘われました。

「今度、ご飯でも行きません?もっとゆっくり話してみたいな」

「すみません。最近ちょっと忙しくて」

そう断ると、女性は「そっか、残念」と笑って、それ以上は何も言いませんでした。

ところが数日後の夕方、自宅のチャイムが鳴りました。

モニターを見ると、玄関の前に立っていたのは、その女性でした。

驚いてドアを少しだけ開けました。

「…どうしたんですか?」

「近くまで来たから、ちょっと寄ってみたの」

あまりにも普通の調子で言われ、一瞬返事ができませんでした。

「え…私、住所って教えてましたっけ?」

女性は少し間を置いてから、笑いました。

「まあ、細かいことはいいじゃない。せっかく来たんだし」

私は笑えませんでした。最寄りの駅や近所の話をしたことはありましたが、自宅の場所まで教えた覚えはありません。

どうやって知ったのか聞きたかったものの、その場では怖さのほうが勝り、玄関先で少し話して帰ってもらいました。

帰り際、女性がもう一度口を開きました。

「ご飯が難しいなら、お茶だけでもどう?本当に少しだけ」

強く断ることができず、私は「お茶だけなら」と答えてしまいました。その場で週末の日時と喫茶店を決めました。

約束した席には、知らない女性がいた

週末、約束した喫茶店へ行くと、女性の向かいにもう一人、見覚えのない年上の女性が座っていました。

「あれ…今日は二人なんですか?」

「ごめんね。紹介したい人がいて。きっと話が合うと思ったの」

年上の女性も笑顔で会釈しました。

「はじめまして。少しお話は聞いていますよ」

その言葉に、胸の奥がざわつきました。

席に着いて間もなく、話は悩みや体調のことへ移っていきました。

そして、「一度集まりに来てみない?」「気持ちが楽になると思う」と勧められたのです。

私は隣に座る女性を見ました。

「今日、こういう話をするなんて聞いてません」

「そんなに構えなくても大丈夫。無理にってわけじゃないから」

年上の女性がそう言いました。

すると、自宅まで来られたときの不安が一気によみがえりました。

「でも私、この人に住所を教えてないんです」

二人とも黙りました。

「家まで来られて、今日は知らない人までいて…正直、怖いです」

女性が慌てたように口を開きました。

「そんなつもりじゃなかったの。ただ、あなたのためになると思って……」

「だったら、もうやめてください」

自分でも分かるほど声が震えていました。

「これ以上、家に来たり、個人的に誘ったりしないでください」

私は自分の分だけ会計を済ませ、そのまま店を出ました。

結局、女性がどうやって私の住所を知ったのかは分かりません。それでも、あのとき感じた違和感をもっと早く信じていればよかったと、今でも時々思い出します。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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