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恋も仕事も、一番じゃないと気が済まない! どこか憎めない残念マウント女子にはモデルがいた?【著者インタビュー】

  • 2026.9.10

【漫画】本編を読む

仕事も恋愛も、何もかも自分が一番じゃないと気が済まない! 社内で自分が一番可愛い、誰よりもモテていると思っている女性社員・桑野真由香。そんな自分の天下だと思っていた社内に、育休から復帰してきた雪平まゆが現れる。男性社員とも顧客とも仲が良く、細かい気配りで仕事もできる雪平は桑野のマウントも華麗にスルー。そんな雪平が気に入らない桑野は、どうにかして雪平を陥れようとするものの……。

そんな残念なマウント女子・桑野を主人公にした物語『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』(白金ゆい/KADOKAWA)。桑野のモデルとなった人物についてから、人はなぜマウントを取るのか、取られて不快になるのかという話まで。著者である白金ゆいさんにさまざまなお話を伺った。

――この漫画を描こうと思ったきっかけを教えてください。

白金ゆいさん(以下、白金):エッセイ漫画を描く練習をしようと思って、Instagramに投稿したのが始まりです。主人公の桑野にはモデルになった方がいて、その方の行動を参考に描きました。

――どんな方なんですか?

白金:会社の昔の同僚です。その方は桑野よりは落ち着いている方でしたが、今回はオリジナルキャラを作ろうとなったので桑野はもっとパワフルにわかりやすく描きました。Instagramに投稿していた頃は描いていたエピソードもありましたが、現在は削除しています。マウントをテーマにした漫画や、いわゆる“ヤバい女”が登場する作品もたくさん読みました。「どうしてこんな行動を取るのだろう」と、登場人物の心理を考えて、キャラクター作りの参考にしました。

――読み始めた当初は、桑野の突飛な言動に驚きながら楽しんでいましたが、物語が進むにつれて、「人はなぜ他人と比べてしまうのか」「承認欲求とは何か」といった、人間の本質に迫る作品へと変化していく印象を受けました。

白金:そこは編集担当の方と相談していくうちに出来上がっていった部分ですね。桑野を単なる嫌な人ではなく、どこか憎めないというか、人間味のある人物として描きたいと思うようになったんです。

担当編集:途中で大きく方向転換しましたよね。最初は桑野をもっと“当て馬”のような存在、ただマウントを取る嫌な女性として描いていて、雪平を主人公にしていました。でも、白金さんは「愛すべき悪役」を描くのが絶対お上手だと思ったんです。そこで、桑野を主人公として据えたほうが作品の魅力が増すのではないかと、方向転換を提案してみました。

取材・文=原智香

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