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ケイン・パーソンズ監督がリアリティへの徹底したこだわりを明かす!『バックルームズ』特別解説映像公開

  • 2026.9.10

9月4日より日本公開され、日本公開のA24作品史上最高のオープニングを樹立、2026年公開のホラー映画でNo.1の大ヒットスタートをきった『バックルームズ』。このたび、ケイン・パーソンズ監督が撮影の舞台裏を語る特別解説製造が解禁された。

【写真を見る】リアルな住宅街のなかに、違和感を忍ばせて作り上げたこだわり空間

【写真を見る】リアルな住宅街のなかに、違和感を忍ばせて作り上げたこだわり空間 [c] 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.
【写真を見る】リアルな住宅街のなかに、違和感を忍ばせて作り上げたこだわり空間 [c] 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.

本作は、16歳で発表したYouTube短編動画「The Backrooms (Found Footage)」が伝説となり、17歳で映画化を企画、19歳で撮影をした映像クリエイター、パーソンズが、A24とタッグを組んだ長編初監督デビュー作。舞台は、都市伝説とされていた空間“Backrooms”。ある日、自らが営む家具屋の地下から異次元へと迷い込んでしまったクラークは、不条理な世界で怪異に直面する。セラピストのメアリーもまた、彼の行方を追ってバックルームズへと足を踏み入れていく…。

今回公開されたのは、監督のリアリティへの徹底したこだわりをひも解く特別解説映像。ヴァーチャルではなく広大なセットを組み立て、そこで俳優たちが実際に演技をすることにこだわり続けたパーソンズ。そんな彼が映像の冒頭「立ち会えただけで感動した」と特別な思い入れを語るのは、バックルームズに迷い込んだメアリーが<なにか>から逃げ惑うシーンだ。撮影が行われたのは、なんと実際に存在する住宅街の一角だという。CGで一から作り上げた架空の街ではなく、実際の“車庫”を使って撮影、そこへ美術部が「ドアや窓やフェンス、郵便受けや芝生を足した」と、細部に至るまで手を加えていった。

その狙いは、リアルな住宅街を再現することだけではなく「観客が見た目や尺度に違和感を覚えるように」すること。誰もが見覚えのある日常的な風景に、微妙なズレや違和感を忍ばせることで、“普通に見えるのに、どこかおかしい”空間を作り上げていく。パーソンズはこの空間を「郊外のバイオーム」とも表現する。加えて、そこに“室内にいる”ような感覚を与えるため、撮影中のセットにも劇中全編を通して使用されているものと同じタイプの照明器具を使用して、空間そのものを照らしていたのだとか。

映像では、実際に撮影したセットをさらにVFXで拡張していることにも言及。実在する空間をベースに従来のセット拡張の手法を用いて世界を広げながら、ファンの色味にまでこだわるなど、徹底してディテールを追い込んでいった。VFXで非現実的な世界を作りだすのではなく、あくまで“実際に存在するような空間”を作り上げるためにVFXを使用する。「VFXの拡張の目的はそこにある」パーソンズ監督が語るように、その徹底したリアリティへの執念こそが、本作ならではの恐怖を生みだしたことが明かされた。

ケイン・パーソンズ監督が細部にまでこだわって作り上げた“リミナルスペース”を映画館で体験しよう!

文/サンクレイオ翼

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