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「少し座っていかない?」子どもを遊ばせに来た母親。公園の入口で毎回声をかけられ、避けるようになったワケ

  • 2026.9.10
「少し座っていかない?」子どもを遊ばせに来た母親。公園の入口で毎回声をかけられ、避けるようになったワケ

家からすぐの、使いやすい公園だった

家から歩いてすぐのところに、学校の目の前にある公園があります。

遊具がいくつもあり、夏には水遊びができる場所も使えるようになります。

小さい子から少し大きな子まで遊べるので、近所ではとても使いやすい公園でした。

子どもを連れて、私も何度も通っていました。

ところが、ある時期から入口近くのベンチの周りに、顔見知りの大人たちが集まるようになりました。

多い日は10人ほど。ベンチだけでは足りず、近くに敷物を広げ、お菓子やおつまみの袋を置いて話していました。

最初は、子どもたちを遊ばせながら親同士で話しているのだと思っていました。

私も知っている顔が何人かいたので、前を通るたびに挨拶をします。

「こんにちは」

「今日は遊んでいくの?」

そんな短いやり取りをして、子どもと奥の遊具へ向かっていました。

「今日は子どもたち、別のところに行ってるの」

気になり始めたのは、その人たちがいるのに、公園の奥が妙に静かな日が何度かあったからです。

ある日、入口で顔見知りの一人と話したとき、何気なく聞いてみました。

「今日は子どもたち、いないんですか?」

すると、その人は笑いながら答えました。

「今日は子どもたち、別のところに行ってるの。私たちはここで話してるだけ」

そこで初めて、子どもを遊ばせるためではなく、大人だけで集まっている日もあるのだと知りました。

もちろん、公園で話してはいけないわけではありません。

大声で騒いだり、誰かに迷惑をかけたりしているわけでもありませんでした。

ただ、それから私は少しずつ公園へ入りづらくなっていきました。

近いのに、別の公園へ行くようになった

理由は、顔見知りだからでした。

入口のすぐそばに集まっているので、通れば必ず挨拶をします。

何度か「少し座っていかない?」と声をかけられたこともあり、そのたびに「子どもを遊ばせたいので」と断って奥へ進んでいました。

相手に悪気はありません。だからこそ、毎回断るのも気まずく感じるようになりました。

ある日、子どもに聞かれました。

「今日はどこ行く?」

私は少し迷ってから答えました。

「今日は、向こうの公園にしようか」

それ以来、少し遠くても別の公園へ行くことが増えました。

近所の公園を使ってはいけないと言われたわけではありません。集まっている人たちも、私たちを邪魔しようとしていたわけではないと思います。

それでも、子どもを遊ばせるために公園へ行くたび、人の輪の前を通って挨拶をしたり誘いを断ったりすることが、私には少し負担になっていました。

今でもその公園の前を通ることがあります。

以前なら何も考えずに入っていた場所なのに、一度足が遠のくと、なかなか元には戻れませんでした。

誰かが悪いわけではなくても、ちょっとした居づらさだけで、身近な場所を使わなくなることもあるのだと感じています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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