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「ちゃんと答えたはずなのに」レジで自分の接客を疑った新人。だが、先輩の一言で力が抜けた理由

  • 2026.9.10
「ちゃんと答えたはずなのに」レジで自分の接客を疑った新人。だが、先輩の一言で力が抜けた理由

レジに入って二か月、まだ毎回緊張していた

大学三年のころ、レジのアルバイトをしていました。

働き始めて二か月ほどで、会計の流れは覚えてきたものの、まだ何かあるたびに先輩の顔を見てしまう時期でした。

その日も、商品を一通り打ち終えて金額を伝えました。

「合計で○○円です」

すると、お客さんから聞かれました。

「ポイント、いくら溜まってる」

私はレジの画面を確認し、表示されているポイント数を読み上げました。

「○○ポイントございます」

お客さんは少し間を置いて、今度は会計金額を聞いてきました。

「じゃあ、会計はいくらだ」

さっき伝えたはずだと思いましたが、聞こえなかったのかもしれません。私はもう一度、同じ金額を伝えました。

ところが、その直後です。

「ポイントいくら溜まってるんだって聞いてんだよ」

急に強い口調で言われ、私は固まりました。

ポイント数も会計金額も、聞かれる前か、聞かれた直後に一度ずつ答えています。

それでも、自分の声が小さかったのかもしれないと思い、もう一度ポイント数を読み上げました。

後ろには会計を待つ人が並んでいました。

早くしなければと思うほど焦り、自分の接客のどこが悪かったのかばかり考えていました。

そのまま会計は終わり、お客さんは何事もなかったように帰っていきました。

先輩に話して、初めて分かったこと

あとで休憩室に戻ったとき、私は先輩に先ほどの出来事を話しました。

すると、話の途中で先輩が「ああ、その人ね」とうなずきました。

週に何度か来店する常連客で、ほかのスタッフも似たようなやり取りを経験していたそうです。

「みんな一回はあるよ」

そう聞いて、私は思わず「先に教えてくださいよ」と返しました。

先輩は少し申し訳なさそうに笑い、私もそこでようやく力が抜けました。

もちろん、お客さんの強い口調には驚きました。ただ、それ以上にきつかったのは、「新人だから自分が間違えたのかもしれない」と、一人でずっと自分の接客を疑っていたことでした。

それ以来、同じお客さんが来たときは必要以上に慌てず、聞かれたことを一つずつ確認して答えるようにしました。

そして新しく入った人が困っていたら、自分が知っていることは早めに伝えるようにもなりました。

新人のころは、相手の反応ひとつで「自分が悪かったのかもしれない」と思ってしまうものです。あの日のことは、接客そのものよりも、一人で抱え込まないことを覚えた出来事として残っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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