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期待のルーキーは安定感バツグン!ポイントは「トップ」の作り方にあり

  • 2026.9.7

注目ルーキー3選手をピックアップ。それぞれが異なる体の使い方で自分の武器をフル活用した魅力的なスイングをもつ。

若手らしい躍動感とすでにトップツアーで通用する強さ、その両面を掘り下げる。

コンパクトな動きで大きなスイング絶対的安定のフェースコントロール

アドレス~テークバック

期待のルーキーは安定感バツグン!ポイントは「トップ」の作り方にあり
Point:積極的にコックを使う(右)

少し前傾の深いアドレスです。骨格の特性上、ナチュラルに構えるとヒザが内側を向いてしまうので、両ツマ先を開くことで調整しています。普通に立つと内股になってしまい動きづらい人は、ぜひ参考にしてください。

テークバックでは腕とシャフトの角度がしっかりとついている、いわゆる「アーリーコック」。早い段階でコックを入れるとトップをコンパクトにできるため、振り遅れを防ぐ効果もあります。

バックスイング~トップ

期待のルーキーは安定感バツグン!ポイントは「トップ」の作り方にあり
Point:シャフトが地面と平行な位置で止まる(右)

左腕が地面と平行になったタイミングでは、腕とクラブが作る角度がちょうど90度。体幹部もちょうど90度右を向いています。

トップではシャフトが地面とちょうど平行。手の高さだけでオーバースイングを修正するのではなく、体幹部分の動きすぎを抑えて調整しているのでスイングの再現性が高くなります。

切り返し~インパクト

切り返しでは体の回転と体重移動が同時にはじまり、腕の振り、クラブのリリースもこのタイミングで開始される。

リリースのタイミングが早いとヘッドが手元を追い越し、フェースが閉じることがあります。しかし、彼女の場合は切り返しからのタメがきつくないため、リリース中のヘッドの加速も比較的おだやか。体さえ回り続ければ、ボールがつかまりすぎることはありません。

フォロースルー

期待のルーキーは安定感バツグン!ポイントは「トップ」の作り方にあり
Point:右腕にまだゆとりがありフェースが返らない(左)

フォローでは、まったくといっていいほどヘッドがローテーションしておらず、フェースがスクエアのまま動いている時間が長い。ダウンスイング中にクラブがずっと自分のうしろからついてくる関係であるため、インパクト以降もスイングの円が大きくなり、このような動きが可能になります。

おだやかなタメと、小さな円から大きな円へ広がっていくこのスイングが、彼女の安定したドライバーショットを支えているのでしょう。

神ワザPoint

なんといってもリリースの“おだやかさ”が素晴らしい。インパクト直前、普通ならこのあとヘッドが手元を追い越してしまいそうですが、そうならないのはリリースしていくペースがとてもゆっくりだから。このクラブ使いは、藤本選手ならではの神ワザといっていいでしょう。

いかがでしたか? コンパクトな動きで安定したスイングを目指しましょう!

藤本愛菜
●ふじもと・あいな/2007年生まれ、福岡県出身。160cm。2025年のJLPGAプロテストを3位で合格し「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」では逆転で優勝を果たす。正確なアイアンショットと落ち着いた試合運びが持ち味。ヤマエグループHD所属。

解説=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。理論的なレッスンで支持を集め、千葉県を拠点にジュニア育成や競技者指導を行なう。日本体育大学女子ゴルフ部では、テクニカルコーチとして選手強化に携わる。Canvath Golf代表。

写真=圓岡紀夫、渡辺義孝、小林 司
撮影トーナメント=Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント
※選手の成績やデータは2026年6月13日現在

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