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「お前の女が働いてる店、入らせてくれなかった」入店を断られた夫の叔父。勤務先に確認した時に感じた違和感とは

  • 2026.9.6

休みの日の夜、夫の携帯が鳴った

その日、私はバイトが休みだった。夕方に洗った店の制服をベランダに干し、家で夫と過ごしていた。

夜10時ごろ、テーブルに置いてあった夫の携帯が鳴った。画面を見た夫が、少しだけ眉を寄せた。

「叔父さんからだ」

夫の叔父にあたる人だった。夫はそのまま電話に出たが、スピーカーにしていないのに、受話口から大きな声が漏れてきた。

「お前の女が働いてる店、入らせてくれなかったんだよ」

思わず夫のほうを見た。

私が働いているのは、地元の飲食店だ。家族にも義実家にも店のことは知られている。どうやら叔父はその夜、私の勤務先へ行き、入店を断られたらしい。

ラストオーダーを過ぎてから来店していた

何があったのか気になり、私はその夜キッチンに入っていた同僚へ連絡した。

「今日、遅い時間に来たお客さんいた?」

返事はすぐに来た。

「いたよ。ラストオーダーが終わってから来た人」

聞けば、叔父が店に来たのはラストオーダーを数分過ぎたころだったという。すでに新しい注文は受けられない時間だったため、入店を断ったそうだ。

店側からすれば、特別なことをしたわけではない。

私が働いている店だと叔父が知っていたとしても、その夜の私は休みだった。当然、店にいる同僚たちにとっては、営業時間を過ぎてやって来た一人のお客さんだ。

それなのに電話の向こうでは、叔父の不満が続いていた。

夫はしばらく話を聞いたあと、困ったような声で言った。

「すみません。分かりました」

それで電話は終わった。

嫌だったのは、断られたことへの怒りだけではなかった

携帯を置いた夫も、困った顔をしていた。

「店に何か言ったほうがいいのかな」

「言わなくていいと思う」

店は決まった時間どおりに対応しただけだ。私から謝ったり、何かを頼んだりする理由はないと思った。

それ以上に引っかかったのは、叔父が「お前の女が働いてる店」と言ったことだった。

私がそこで働いていることを、店に無理を通すための理由のように扱われた気がした。

翌日、私はいつもどおり出勤し、制服に袖を通した。同僚から叔父のことを責められることもなく、私も必要以上に話題にはしなかった。

叔父とは今でも法事などで会うことがある。会えば挨拶はするが、それ以上はあまり話さない。

入店を断られて腹が立った気持ちそのものは、分からなくもない。ただ、私との関係を持ち出せば店の対応が変わると思われていたのだとしたら、それは今でも少し苦手だ。

あの夜以来、親族だからといって、自分の勤務先まで特別な場所になるわけではないのだと強く思うようになった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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