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「誰が入れてるんだろう」3日続けて増えた知らないゴミ袋。だが、防犯カメラに映っていた、意外な人物とは

  • 2026.9.6

ふたを開けると、知らない袋が入っていた

私の住む地域では、自宅の前にそれぞれの家のゴミ箱を置き、そこへゴミを入れておく。

朝になると回収車が来て、中身を持っていってくれる。

夜のうちにふたを閉め、朝になったら開ける。それが、ずっと変わらない習慣だった。

ところがある朝、ふたを開けると、見覚えのない袋が一つ入っていた。

うちが出した袋の上に、ぽつんと置かれている。

最初は、誰かが出す場所を間違えたのだろうと思った。

越してきたばかりなら、この地域のやり方が分からないこともある。

そう考えて、その日は何もせずにふたを閉めた。

けれど翌朝も、同じように知らない袋が入っていた。

少し気にはなったものの、まだ偶然かもしれないと思い、その日も誰にも言わなかった。

そして、その次の日。

ふたを開けると、また一つ増えていた。

三日続いたころから、私は朝になると、自分の家のゴミより先に知らない袋がないか確かめるようになった。

しかも不思議なことに、分別はきちんとされていた。

燃えるゴミの日には燃えるゴミだけが入り、袋の口もしっかり結んである。回収されずに残るようなことはなかった。

気になったのは、ゴミよりも入れている人だった

何日か続くうちに、私は袋そのものより、それを入れている人のことが気になるようになった。

朝、ふたに手をかけるたびに、「誰かがここまで来て、このふたを開けたんだ」と考えてしまう。

家の前の道は行き止まりに近く、普段通るのは近所の人くらいだ。それなのに、誰が入れているのかまったく分からなかった。

その夜、洗い物をしながら夫に話した。

「うちのゴミ箱に、見たことのないゴミが3日続けて入ってるんだけど」

夫は携帯を置き、少し考えてから言った。

「それは気になるな。誰が来てるのか、見えるようにしとこうか」

次の休みに、門のところへカメラを付けた。

しばらくして映像を確認すると、そこには見たことのない男性が映っていた。男性は家の前まで来ると、ごく普通の様子でゴミ箱のふたを開け、袋を入れていた。

近所の人なら、だいたい顔は分かる。それだけに、知らない男性が映っていることが余計に怖かった。

ただ、映像で分かったのは、男性の顔と、ゴミを入れに来る時間くらいだった。

翌朝、その時間に合わせて夫に外の様子を見てもらった。

しばらくすると、夫が戻ってきた。

「今、出てきたよ」

「どこから?」

「目の前の家」

向かいの家だった。二週間ほど前に越してきた方だと、そのとき初めて知った。

相手が分かっても、直接訪ねるのは怖かった。

そこで警察に相談し、事情を伝えてもらった。

返ってきた説明は、短いものだった。

「ゴミの出し方を知らなかっただけです。2週間前に越してきたので」

翌日から、向かいの家の前にもゴミ箱が置かれるようになった。

それを見た夫が、「こっちも、向かいに誰が越してきたのか知らなかったしね」と言った。

カメラは、その後も外さずに置いている。

あれほど怖かったのは、知らない袋そのものというより、誰が何のために入れているのか分からなかったからなのだと思う。

今も朝にふたを開けると、道を挟んで二つのゴミ箱が見える。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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