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日本最大級のアートフェア「Tokyo Gendai」が今年も! 世界中のアートを堪能できる贅沢な休日

  • 2026.9.4
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世界が注目する国際フェアTokyo Gendaiとは?

現代アートに特化した⽇本最⼤級のアートフェア。2023年の初回から、美術館レベルの展⽰環境によるアート購⼊体験を提供。ロンドンに本社を置く親会社のもと、グローバルネットワークをベースとした圧倒的なダイナミズムと、海外ギャラリーの⽐率の⾼い国際⾊が特徴。パフォーマンスやトークなどのパブリックプログラムも満載。

Yukino Yamanaka, open (2025) Courtesy of Artist and CON_ Hearst Owned
Adam Pendleton, Untitled (Days) (2026)© Adam Pendleton Courtesy of Taka Ishii Gallery/Photo:Elizabeth Bernstein Hearst Owned
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フェアディレクター ⾼根枝⾥さん
PROFILE
2012年ニューヨーク大学大学院アートマネジメント学科修了。国際交流基金ニューヨーク日本文化センター勤務を経て、セゾンアートギャラリー アートディレクター、Google Arts & Culture日本担当など多彩に活躍。

日本最大級のアートフェアで“心を揺さぶる”作品を見つけて

Tokyo Gendaiは2023年の初回開催から少しずつ進化を重ねています。4回目となる今年は展⽰セクターを5つ設け、そのうち「Miki ‘Trunk’」という、写真や版画など紙媒体作品に特化したものは、今年初めての取り組みです。マーケットレポートでの裏付けを得てはいますが、昔から浮世絵などプリンテッド・メディアが根付いている日本独自の文化的背景からも、望まれて誕生したセクターです。

独特なセクターネームはこのフェアの特徴で、ほかには若⼿や中堅アーティストの作品を展示する「Hana ‘Flower’」ですとか、美術史上重要な作家たちの展示「Eda‘Branch’」などがあります。

ネーミングの根底には、「咲いた花見て喜ぶなら 咲かせた根元の恩を知れ」という、日本の人生訓、道徳的な言葉があります。私が15年近く住んでいたアメリカは個人主義の国でしたが、日本には周りに感謝しながら物事を成し遂げる素晴らしい文化があります。帰国して実感したこうしたポジティブな面や豊かな文化を、海外はもちろん、日本の方々にも改めて発信できたら…そう思ったことが、フェア参画のきっかけにもなっています。

会期中は会場で、パフォーマンスやライブペインティングなどのプログラムもあります。現代アートは気になるけれど、よく分からない…と躊躇されていた方も、ご自身の心を揺さぶるような作品に出合えるはず! ぜひ楽しんでいただきたいです。

Yuka Mori, Night Gust (2025)Photo by Osamu Sakamoto Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery Hearst Owned
Benoît Piéron,Steiner(2026)©Benoît Piéron Courtesy of TARO NASU photo by Keizo Kioku Hearst Owned
Ryan Koopmans & Alice Wexell, Natural Order (2025) Image courtesy of the artist and TAEX Hearst Owned

見逃せない5つの展示セクター

Tokyo Gendaiでは約70のギャラリーを5つのセクターに分け、国際的に著名なアーティストの代表作から、新進気鋭のアーティストまで幅広く紹介します。この機会にぜひ、運命のアートを探して。

1.Galleries

Peter Halley, Magenta prison(2026)Courtesy of Ceysson & Bénétière Hearst Owned
Stefan Brüggemann, Island painting(search sun)(2025) Hearst Owned

国内外のトップギャラリーが注目の現代アートをキュレーション
世界のアートをけん引するギャラリーが集結し、複数のアーティストのキュレーションを展示するメインセクター。出展ギャラリー:KOTARO NUKAGA (東京)、TARO NASU(東京)、タカ・イシイギャラリー(東京、京都、前橋)、Gana Art(ソウル、ロサンゼルス)、Pace Gallery (ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ジュネーブ、ベルリン、ソウル、東京)、Sadie Coles HQ (ロンドン) ほか

2.Hana ‘Flower’

Zac Langdon-Pole, Another World Inside This One(Oak Windsor Chair)(2026) Photo:Sam Hartnett Courtesy of Lett Thomas Hearst Owned

若手や中堅アーティストのグループ展や個展を実施
活躍目覚ましい次世代作家や中堅のアーティストにスポットを当てます。出展ギャラリー:Lett Thomas(オークランド)はザック・ラングドン=ポールの作品群を展示。CON_(東京)による山中雪乃の個展では、本展のために制作された新作が登場! Yutaka Kikutake Gallery (東京)は白簱花呼と森 夕香の新作を展示。

3.Miki ‘Trunk’

Mia Liu, Blue and White Tarp (2022) Courtesy of UPGallery and Artist  Hearst Owned
Mia Liu, Desolationand Rebirth (2022) Courtesy of UP Gallery and ArtistFAMEME, Fancy Hearst Owned

紙を媒体とする作品に特化した新設セクター
写真、ドローイング、版画といった紙作品の魅力にフォーカス。伝統的な制作手法をたたえると同時に、新たな解釈も紹介。出展ギャラリー:Revolver Galería(ブエノスアイレス、リマ)、BANGKOK CITYCITY GALLERY (バンコク)ほか。

4.Tane ‘Seed’

FAMEME, FancyFantasy!(2024)©FAMEMECourtesyChi-Wen X MOVCollection Hearst Owned

デジタルメディアに焦点を当てたプロジェクト
アニメーション、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、NFT(非代替性トークン)、そしてゲームなどデジタルメディアを紹介するTane 'Seed’セクターが復活。出展ギャラリー:Chi-Wen (台北)、TAEX(ロンドン)、Takuro Someya Contemporary Art (東京)ほか。

5.Eda ‘Branch’

Daisuke Nakano,Magnolia ’LuminousWind’(2018)Courtesy ofIppodo gallery Tokyo Hearst Owned

アジアに根ざした作家たちによる展示も要チェック!
著名なアーティストや美術史的に重要な作家による個展やグループ展など、見ごたえのある展示に。出展ギャラリー:一穂堂ギャラリー(東京)は泉田之也、KAKU、中野大輔、池田晃将、本間秀昭、鈴木祥太ら6人のアーティストによるテーマ展を。みぞえ画廊(東京、福岡)は日本人彫刻家・豊福知徳の個展を開催。

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Tokyo Gendai
開催日時 :9月11日(金)12時~20時、9月12日(土) 11時~18時、9月13日(日) 11時~17時
※ヴェルニサージュは9月10日(木)
会場 : パシフィコ横浜 展示ホール C/D
チケット : 一般¥5,000、ヴェルニサージュ ¥30,000 ほか

Text:TOSHIE OOWA[awo-gumi]
25ans(ヴァンサンカン)10月号掲載(2026年8月28日発売)

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