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山形『ペンギン文庫』 の店主が語る、10代のときに生き方を変えた絵本『戦火のなかの子どもたち』。

  • 2026.9.3

This Week Theme10代のときに、私の生き方を変えた本。

Book of the Week『戦火のなかの子どもたち』 いわさきちひろ 著(岩崎書店)

出典 andpremium.jp

物心ついたときから、母が集めていた“いわさきちひろの世界”を目にしていた。小学生になり、見てきた絵本の内容を考えられるようになると「こわい、かなしい、さみしい」という感情を感じるように。はじめて本の世界に入りこみ、心が震える気持ちを味わった。戦争をテーマにした本を図書館で探しては読み、原爆犠牲者の写真を見ては、戦争の恐ろしさを疑似体験するような機会が増えていたのを覚えている。ある日、親が学校から呼び出され、戦争の残虐なシーンによるトラウマの懸念を言われたらしい。母は「夢中になることはやめさせなくていい」と読ませ続けた。もし、発育への配慮から反対され読むのをやめていたら今の自分ではないだろうと思う忘れない記憶である。これが、私が本を好きになるきっかけだと思っている。

edit:Seika Yajima

BOOKSHOP ペンギン文庫

2015年に仙台を拠点に店主自らトラックを運転する移動式本屋を開き、本屋の持つ新たな可能性を探っている。2024年に山形市に固定の店を構える。本のラインナップは、写真、美術、文芸、詩などの新刊が中心。 住所:山形県山形市本町1-5-19 やまがたクリエイティブシティセンターQ1-1階 営業時間・定休日: 11:00~18:00 月火水休

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