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マイホーム完成後、夫「両親が住むから!」義両親「代わりにうちに住んで♡」は?妻に無断で決めた末路

  • 2026.9.2

私は30代の兼業主婦です。夫と結婚して子どもにも恵まれ、数年前から夢だったマイホーム計画を進めていました。
土地探しから間取り、内装、家具の配置まで夫婦で何度も話し合い、ようやく完成したわが家。家族みんなで新生活を心待ちにしていたのですが、引き渡しを目前にして、夫から耳を疑うような話を聞かされたのです。

完成後、引き渡しを目前に控えていたころ、義両親が「ぜひ見てみたい」と言ったため、私たちは一緒に新居を見に行きました。

家に入った義両親は、目を輝かせながらあちこちを眺めていました。

「まぁ、素敵ねぇ! 日当たりもいいし、キッチンも広い!」

「リビングもおしゃれだな」

何度も打ち合わせを重ねて完成させた家だったので、義両親に褒めてもらえたことは素直にうれしかったのですが……?

新築を見た義両親からの思わぬ提案

帰り際、義母が少し深刻そうな表情を浮かべました。

「実はね、お父さん、この前家の階段で転んじゃったの」

「幸い大きなけがにはならなかったけど、うちは古いから手すりも少ないし、段差も多いでしょう? こういう家だったら安心して暮らせそうねって話していたのよ」

そのときの私は、単なる世間話だと思っていました。しかし数日後の夜、夫から突然、信じられない話を聞かされたのです。

「この前、うちの親が新しい家を見に来てくれただろ?」

「それでうちの親がさ、しばらくうちの新築に住ませてもらえないかって言ってるんだ」

「……どういうこと?」と思わず聞き返すと、夫はさらに驚くことを口にしました。

「俺、『数カ月くらいならいいんじゃない?』って返事しちゃった」

一瞬、何を言われたのかわかりませんでした。

詳しく聞くと、義父が階段で転んだことをきっかけに、義両親は今の家よりも負担なく過ごせそうな新居に、数カ月だけ住ませてもらえないかと夫に相談してきたそうです。その間は、私たち家族が義実家を使えばいいと考えていたとのこと。

「住んでる間は、うちの親も毎月いくらかお金を入れるって言ってるし。数カ月くらいならいいかなと思って……」

夫は悪びれる様子もなく話しましたが、問題はお金ではありませんでした。

私たちはこの家を建てるために、何年も前から資金計画を立て、準備を重ねてきたのです。子どもも新しい家での生活を楽しみにしていました。それなのに、私に相談もせず、夫が独断で義両親に了承の返事をしていたことが何よりショックだったのです。

「それなら離婚する?」私の言葉に夫は絶句

「本気で言ってるの?」と私が聞くと、夫は困ったような顔をしました。

「親も年だし、今の家は危ないからさ」

「ずっとじゃないんだよ。数カ月だけだから……」

「私たち、この家に住むためにずっと頑張ってきたよね? 子どもだって楽しみにしてる。それを、どうして私に何も聞かずに決められるの?」と言っても、夫は「でも、うちの親も困っているし」と繰り返すばかり。

そこで私は、思わずこう言いました。

「そこまで両親を優先したいなら、離婚する? 私は子どもとこの家で暮らすから」

もちろん、その場ですぐ離婚をするつもりだったわけではありません。ただ、家族の生活に関わる重大なことを、今後も私に相談せず義両親と決めてしまうのであれば、夫婦としてやっていく自信がない――その気持ちは本物でした。

私の言葉を聞いた夫は、ようやく事の重大さに気づいたようでした。

「いや、それは……ごめん。そこまで嫌だと思ってるとは……」

「嫌かどうか以前の問題だよ。自分たちの家なんだから、まず夫婦で話し合うことでしょう?」と言うと、夫はしばらく黙ったあと、「本当にその通りだ」と謝りました。

後日、ひとりで義実家へ行き、義両親と改めて話をしてきた夫。帰宅してから、申し訳なさそうな顔で私にこう言いました。

「俺から断ってきた。父さんたちも、軽い気持ちで頼んでしまって悪かったって」

「そもそも俺が、ちゃんと君に相談する前に『いいよ』なんて言ったのが一番悪かった。本当にごめん」

私は夫に、義両親を心配すること自体を責めているわけではないと伝えました。ただ、家族の暮らしを左右することをひとりで勝手に決めないでほしいということだけは、改めて約束してもらいました。

念願のマイホームで始まった家族の新生活

その後、義両親は自宅で安全に暮らし続けられるよう、地元の工務店に相談したそう。家全体を大規模に改装したわけではありませんでしたが、必要な場所に手すりを設置したり、危険な段差を解消したりと、予算や生活に合わせて少しずつ手を入れていきました。

私たち家族も、予定通り新居へ引っ越し。例の一件があったため、最初のころは義両親と顔を合わせると少し気まずさもありました。それでも義両親から「あのときは無理なことを言ってごめんなさい」と改めて謝ってもらったので、私もそれ以上責めることはしませんでした。

引っ越しからしばらくたったころには、義両親がたまに新居へ遊びに来る程度の、無理のない距離感に落ち着きました。

振り返ってみると、あのとき曖昧にせず、自分の気持ちをはっきり伝えてよかったと思っています。もし「数カ月だけだから」と我慢していたら、その後も夫は家族に関する大切なことを私に相談せず決めていたかもしれません。

マイホームは、ただの建物ではありません。そこで誰と、どんな生活を送るのかまで含めて、私たち家族が長い時間をかけて思い描いてきたものだったのです。

あの一件をきっかけに、夫も「家族のことは必ず夫婦で相談して決める」と意識するようになりました。少し苦いスタートにはなりましたが、今度こそ家族みんなで、夢だったわが家での暮らしを大切にしていきたいと思っています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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