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「こんなに残ってたのか」結婚2年目に知った、夫のカード残高120万円。だが、妻の行動で夫が救われたワケ

  • 2026.9.2

見覚えのないカード会社から、夫あての封筒が届いた

結婚して二年目のことです。夕方、ポストを開けると、夫あての封筒が入っていました。

差出人はカード会社で、私には見覚えがありません。封筒には「重要なお知らせ」と書かれていました。

もちろん勝手に開けるわけにはいきません。私は靴箱の上に置き、そのまま夕飯の支度を始めました。

けれど、鍋をかき混ぜながらも何となく気になります。

夫が帰宅すると、私は玄関まで行って封筒を渡しました。

「これ、今日届いてたよ」

夫は差出人を見た瞬間、動きを止めました。その表情を見て、私もただの案内ではないのだと分かりました。

しばらく黙っていた夫が、小さな声で言いました。

「…独身のころに使ってたカードの支払いが、まだ残ってるんだ」

聞けば、買い物で使ったカードのリボ払いを、結婚後も自分の小遣いから払い続けていたそうです。

「毎月払ってるから、そのうち終わると思ってた。でも、思ったより残高が減ってなくて」

結婚前、夫は「借金はない」と話していました。

私は腹が立たなかったわけではありません。ただ、その場で問い詰めても何も変わらないと思い、まず状況を確認することにしました。

怒る前に、二人で残っている金額を確認した

夕食後、リビングのテーブルで夫と明細を確認しました。

残っていた支払額は、およそ120万円。夫自身も、改めて数字を見て言葉を失っていました。

「こんなに残ってたのか…」

「うん。私もびっくりした。でも、まずどう払うのがいいか確認しよう」

私は電卓を置きました。

「このまま毎月払い続けるより、一度カード会社に、一括で払うならいくらになるのか聞いてみない?」

夫は少しうつむいてから、「そうする」と答えました。

翌日、夫がカード会社へ確認し、私たちは改めて話し合いました。

私には独身時代から貯めていたお金がありました。そこから立て替えれば、今後かかる手数料を抑えられます。

「私がいったん出す。その代わり、今までカードに払っていた分を、毎月こっちに戻して」

夫はすぐには返事をしませんでした。

「……本当にいいの?」

「いいかどうかじゃなくて、今のまま払い続けるほうがもったいないから」

そう言うと、夫はようやく顔を上げました。

「ごめん。ずっと言えなかった。……助かる」

それから月に一度、二人で家計を見るようになった

後日、支払いを終え、残高がなくなったことを二人で確認しました。

そのとき初めて、私は少しだけ肩の力が抜けました。

夫が黙っていたことまで、なかったことになったわけではありません。

ただ、あの夜に怒りだけをぶつけていたら、お互いに言いたいことを言って終わっていたかもしれません。

それ以来、わが家では月に一度、二人で家計を確認する日を作っています。

「今月、これちょっと使いすぎたかも」

「じゃあ来月は少し抑えようか」

そんな話をしながら、カードの利用額や口座の残高を一緒に見るだけです。

あの日、見覚えのない封筒が届かなければ、夫はもう少し一人で抱え込んでいたのかもしれません。

今でも家計を確認するたび、私はあの封筒を思い出します。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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