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「せっかくだから買っておこうよ」予定外の買い物が多かった夫。だが、家計用のノートを開いた夫が変わった瞬間

  • 2026.9.2

売り場に行くと、夫は予定になかったものまで気になった

私は、必要なものから順番に買いたいタイプです。「今月はこれ、来月はこれ」と決めておかないと、あとで足りなくなりそうで落ち着きません。

一方、夫は売り場で気に入ったものがあると、その場で買いたくなるタイプでした。

ある日、家電売り場で炊飯器を見ていたときのことです。

「これ、いいな。今のも長く使ってるし、せっかくだから買っておこうよ」

私は少し迷いました。

「まだ使えるし、急がなくてもよくない?」

「でも、どうせそのうち買い替えるだろ?」

夫に悪気があるわけではありません。むしろ、家で使うものだからこそ、いいものを買いたいと思っているようでした。

結局、その日は炊飯器を買って帰りました。

新しい炊飯器で炊いたご飯は、たしかにおいしく、夫も娘も喜んでいました。

「やっぱり違うな。買ってよかったじゃん」

うれしそうな夫を見ると、私も「買わなければよかった」とまでは思いませんでした。

ただ、問題はそのあとです。

炊飯器だけではなく、外食や日用品など、予定していなかった出費が少しずつ重なると、月末になるころには家計にほとんど余裕が残りません。

生活できないほどではありません。それでも私は、外食に誘われても「今日は家で食べよう」と断ることが増えていきました。

本当は家計について話したかったのですが、「あなたが使いすぎるから」と責めているように聞こえそうで、なかなか言い出せませんでした。

月末の夜、夫が家計のノートを見ていた

そんなある月末の夜。

洗い物を終えて居間へ戻ると、夫がテーブルに置いてあった家計用のノートを開いていました。

「これ、毎月つけてるの?」

「うん。だいたいだけどね」

夫はしばらくページをめくり、数字を見ながら電卓を叩いていました。

ちょうどそのころ、夫は家電売り場で見かけたトースターも気になっていました。数日前にも、「あれ、今度買おうか」と話していたところです。

ところが、ノートを見終えた夫は少し考えてから言いました。

「トースター、今月はやめとこうか。まだ使えるし」

私は少し驚きました。

「急にどうしたの?」

「食費とか必要な分を先に残しておかないと、思ったより余らないんだな」

夫は、自分が責められたからではなく、数字を自分で見たことで初めて実感したようでした。

「俺、ちょこちょこ買ってたもんな」

その言い方が妙に素直で、私は思わず笑ってしまいました。

それから夫は、何か欲しいものを見つけても、その場ですぐ買うことが少し減りました。

今でも売り場へ行けば、「これ、いいなあ」と足を止めます。

ただ、そのあとに、「まあ、今日は見るだけにしようか」と言う日も増えました。

全部を我慢するようになったわけではありません。でも、それくらいで十分です。

私も、もっと早く数字を見せながら話せばよかったと思っています。

今では月末になる前に、夫婦でノートを見ながら「今月は何に使う?」と話すようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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